/ 最終更新日時 : daurasan 本棚「湖の男」 アーナルデュル・インドリダソン 著 ★★★ 東京創元社 アイスランドの干からびた湖から見つかった白骨死体から紡ぎだされたのは、哀しくて切なくて、そして懸命に生きた青春群像。サスペンスではあるが、それを超えた重厚な読後感に […]
/ 最終更新日時 : daurasan 本棚「大統領失踪」 ビル・クリントン 著 ★★ 早川書房 上・下 元大統領が贈る小説とはどんなものであろうか、興味はひたすらその点に尽きる。政治家と小説家と二足のわらじで成功している作家と言えばジェフリー・アーチャーがまず浮かぶ。はたして、 […]
/ 最終更新日時 : daurasan 本棚「変わったタイプ」 トム・ハンクス 著 ★★★★ 新潮社 様々な素材からなる短編集。そのどれの主人公にもトム・ハンクスがなった映画を想像してしまう。この短編集の映画化、トム・ハンクス監督・主演、を望むのは私だけではないと思う。 著者が私と同 […]
/ 最終更新日時 : daurasan 本棚「GOSICK・RED」 桜庭一樹 著 ★★★ 角川書店 正月に何冊か読もうと積んであったが、読み終えたのは結局この一冊。 ネット閲覧やら何やらでだらだらとして、正月があという間に過ぎていった。 もうちょっと、奇天烈マジックを想像していたが、読ん […]
/ 最終更新日時 : daurasan 本棚「背信の都」 ジェイムズ・エルロイ 著 ★★★ 文藝春秋 久しぶりのジェイムズ・エルロイ、やっぱり難解だった。 根底に流れる壮大なミステリーに気付くのは終盤になってから。それまでは場面展開の速さについていくのがやっとで、どこがどうなっ […]