/ 最終更新日時 : daurasan 本棚「スティール・キス」 ジェフリー・ディーヴァー 著 ★★ 文藝春秋 リンカーン・ライムとアメリア・サックスが登場してから20年、最初のこの頃のようなときめき感は薄れ、パターンも定型化してきて、マンネリ感が否めない。 IOTが急速に進んできて、 […]
/ 最終更新日時 : daurasan 本棚「黙約」 ドナ・タート 著 ★★★★ 新潮文庫 前回読んだ「ゴールド・フィンチ」と手法は似ている。 悪い友達仲間と一人の秀でた指導者との関わり、主人公らの悪であるが一途な生き方が根幹となっている。本作品で登場するのはアメリカ東部の […]
/ 最終更新日時 : daurasan 本棚「ソドムの門」 深谷忠記 著 ★★ 祥伝社 薬害を主題とした社会派サスペンス。 散りばめられているプロットは平均的な着眼だと思うが、それを物語にもっていくことの難しさを感じさせてくれた作品。B旧テレビドラマのような仕上がり。物語の展開と […]
/ 最終更新日時 : daurasan 本棚「冬の光」 篠田節子 著 ★★★ 文藝春秋 読み始めは、なんか変な本を掴まされたかな、との印象が強かった。それほど陳腐で定型的な出だし。たかが夫の不倫でこうもどたばたするものだろうか。結末から始まる作品にしては、本題を読み進めようと […]
/ 最終更新日時 : daurasan 本棚「不夜城」 馳星周 著 ★★★ 角川書店 新宿を拠点とする中国系マフィアの抗争劇を描いたハードボイルド。 この作品が出されたのは1996年、今読んでみると、当時の新宿はこんなにも危険な地帯だったのかと思い知らされる。なにしろ平気でバ […]