/ 最終更新日時 : daurasan 本棚「まほろばの疾風」 熊谷達也 著 ★★ 集英社 熊谷達也、二冊目。先に読んだ「漂泊の牙」がおもしろかったので、熊谷達也をまとめて読んでみることにした。 蝦夷の星「アテルイ」の物語。前作ほどのインパクトはない、というよりもややがっかり感が強い […]
/ 最終更新日時 : daurasan 本棚「漂泊の牙」 熊谷達也 著 ★★★ 集英社 熊谷達也、初めての一冊。 もっとハードボイルド的な作品かと思っていたが、そうでもなかった。 そこにあるのは、雪、雪、雪そしてまた雪。ニホンオオカミとサンカをモチーフとしたミステリー仕立ての作 […]
/ 最終更新日時 : daurasan 本棚「出訴期限」 スコット・トゥロー 著 ★★★ 文藝春秋 原題が「Limitations」、出訴期限法、日本でいえば公訴時効にあたる。 15歳の少女が同年代の学生らから集団レイプされた。しかもその模様は犯行者の手によってビデオ撮りされて […]
/ 最終更新日時 : daurasan 本棚「囮弁護士」 スコット・トゥロー 著 ★★★ 文藝春秋 法廷サスペンスを得意とする彼の作品には、はずれがない。これまで手にしてきたどの作品もそうだったし、本作品もその期待を裏切らなかった。 おもしろいのは、判事の汚職事件を暴きだすのに […]
/ 最終更新日時 : daurasan 五つ星★★★★★「木曽義仲」 松本利昭 著 ★★★★★ 光文社 私が商売に赴く上州下仁田町の栗山という地区には今井性が多い。というかほとんどが今井さん。この秋に訪問した時、その今井さんからおもしろい話を聴かせてもらった。今井四郎兼平という武将の墓が、 […]