/ 最終更新日時 : daurasan 本棚「新リア王」 高村薫 著 ★★★ 新潮社 先に読んだ「晴子情歌」が母と子の心の通い合いならば「新リア王」は父と子の対話。 青森についてよくわかってない。私との関係といえば、学生時代に八甲田山にスキーに行ったこと、新田次郎の小説「八甲田 […]
/ 最終更新日時 : daurasan 本棚「旋舞の千年都市」 イアン・マクドナルド 著 ★★ 東京創元社 近未来のイスタンブルを舞台にした物語。 大変読みづらく、なかなか話が見えてこないのは、いっぱい出てくるトルコ人の名前になじめないのと、トルコの風習とイスタンブルの歴史が全くわか […]
/ 最終更新日時 : daurasan 本棚「硝子のハンマー」 貴志祐介 著 ★★★ 角川書店 最後の最後に来て、題名の意味が腑に落ちた。 起承転結という言葉があるが、「転」の部分の変化が劇的でかつそこから物語が一気に加速する。 それまでは穏やかな、というかつばぜり合いのような物語の […]
/ 最終更新日時 : daurasan 本棚「シャドウ・ストーカー」 ジェフリー・ディーヴァー 著 ★★★ 文藝春秋 原題が「XO」 美人で歌唱力もある当代きってのミュージシャンから届いたファンレターへの返事の末尾に「XO」と記されていたなら、それを受け取った熱狂的なファンは舞い上がってし […]
/ 最終更新日時 : daurasan 本棚「ディア・ライフ」 アリス・マンロー 著 ★★ 新潮クレスト・ブックス アリス・マンロー、三冊目。 2103年10月にノーベル文学賞をうけたアリス・マンロー。 本書はその後に日本で発刊された短編集。 訳者あとがきの中で、ノーベル文学賞受賞の […]