/ 最終更新日時 : daurasan 本棚「第四の手」 ジョン・アーヴィング 著 ★★★★ 新潮社 例えるなら、無邪気な幼子が絵を描いている姿を想像してみよう。そして、その子がそのまま大人になって、今度はその素直さの対象が女性になった、そんな憎めない色男の物語。 主人公はテレ […]
/ 最終更新日時 : daurasan 本棚「死もまた我等なり」 ジェフリー・アーチャー 著 ★★★ 新潮文庫 「クリフトン」シリーズ第二部。 運命のいたずらによって離ればなれとなってしまったエマとハリー。だが、時代の波に翻弄されつつも双方とも誠実に生きていこうとする姿勢は変わらない。 […]
/ 最終更新日時 : daurasan 本棚道路も山も初ラッセル 来拝山 2014/1/2 昨日は元旦、なんとか我慢して家でじっとしていたが、二日の今日、いてもたってもおられず、出かけることにした。 まだ夜も明けきらぬ中、季節外れの土砂降りの雨をついて山へと車を走らせる。 前を行く和泉ナンバーの車はスキーを乗せ […]
/ 最終更新日時 : daurasan 五つ星★★★★★「道なき渓への招待」 高桑信一 著 ★★★★★ 東京新聞出版局 敬愛する山屋をただ一人挙げろ、と言われたら、迷わず高桑信一だと答える。 氏には一度も面識はないが、彼の山の活動と生き方は数々の本に刻まれていて、いつしか私にとってあこがれの存在と […]
/ 最終更新日時 : daurasan 本棚「燃える家」 田中慎弥 著 ★★★ 講談社 ★の数に一瞬迷ったが、ちょっとは読ませてくれたので、とりあえず三つ。 分厚く重い(内容も)長編である。 赤間関市が舞台となっている。赤間関市とは架空の名前かと思ったら、山口県の実在した名前だ […]