/ 最終更新日時 : daurasan 本棚「われらが背きし者」 ジョン・ル・カレ 著 ★★★ 岩波書店 今年の本始めは、ジョン・ル・カレ。 とびっきりのスリルとサスペンスがあるわけではなく、まぁ、「大人」のスパイ小説といったところ。邦訳の仕方にもあるのだろうが、なんとなく、レイモンド […]
/ 最終更新日時 : daurasan 本棚「007 白紙委任状」 ジェフリー・ディーヴァー 著 ★★★ 文藝春秋 本年の読み納めはジェームズ・ボンド。 「ボンドはふだんは紐靴は履かない、例外はコンバットブーツが必要なときと、紐の結びかたによって仲間のエージェントに暗黙のメッセージを伝え […]
/ 最終更新日時 : daurasan 本棚「竹島」 門井慶喜 著 ★★★★ 実業之日本社 なんとまぁストレートな題名だ。 どうせ話題に乗じた紋切調の薄っぺらな内容の本だと思っていたら、これがまた、おもしろかった。 件の事件がなかったならば、それほど興味を示さなかっただろう […]
/ 最終更新日時 : daurasan 本棚「七つの会議」 池井戸潤 著 ★★★★ 日本経済新聞出版社 今度の池井戸潤はいつもとは一味違う。 舞台は大手総合電機会社ソニックの子会社東京電建。会社という組織は様々な部署の有機体。そこにはそれぞれの立場、それぞれの生き方がある。そのそ […]
/ 最終更新日時 : daurasan 本棚「黒い壁」 赤川次郎 著 ★★★ 角川文庫 初めての赤川次郎。 売れっ子作家の作品はどんなものだろうかと思って、手にとった。 “マンガ”みたいなものかと想像していたが、少し違っていた。どちらかと言えばファンタジーに近い。 ベルリンの […]