/ 最終更新日時 : daurasan 本棚「ファミリー・ポートレイト」 桜庭一樹 著 ★★★★ 講談社 ネット上の書評は賛否両論。 自分的にはとてもおもしろかった。 前に読んだ「私の男」に匹敵する。 「逃げるわよ、コマコ」 序盤、マコとその娘コマコ、5歳、の逃避行でぐいぐいと引っぱる。 転が […]
/ 最終更新日時 : daurasan 本棚「外事警察 CODE:ジャスミン」 麻生幾 著 ★★ NHK出版 麻生幾にしては珍しく連作もの。 「外事警察」の二作目。 目下、映画も公開中の話題作。 前作ではまぁまぁの感触を得たが、今回はがっかりさせられた。 事件の(というか物語の)状況説明に多くのペー […]
/ 最終更新日時 : daurasan 本棚「黒い森」 折原一 著 ★★ 祥伝社 久しぶりに推理小説でも、と思って手にとった。 旅行会社の主催したミステリーツアーの行先は樹海だった。 その樹海の中にある宿泊先で次々と人が殺されていく。 ”そして誰もいなくなった”と”ジェイソ […]
/ 最終更新日時 : daurasan 五つ星★★★★★「私の男」 桜庭一樹 著 ★★★★★ 文芸春秋 あいかわらず、登場人物の名づけ方が変だ。 主人公は腐野淳悟とその娘の花。 異常と言わざるを得ない親子関係なのだが、そこにくぎ付けとなり、どっぷりと浸ってしまう。 先の読めない筋立てと、 […]
/ 最終更新日時 : daurasan 本棚「ルーズヴェルト・ゲーム」 池井戸潤 著 ★★★ 講談社 本命の「下町ロケット」を予約してから半年。まだ自分の番が回ってこない。 そこで手に取ったがこの一冊。 社会人野球チームの浮沈と中堅電子部品メーカーの生き残りを賭けた大勝負。 野球の試合は八対 […]