/ 最終更新日時 : daurasan 本棚「伏」贋作・里見八犬伝 桜庭一樹 著 ★★★ 文芸春秋 「人」偏に「犬」と書いて「伏(ふせ)」と読む。 題名の由来はもちろん「伏姫」からきている。「里見八犬伝」後、江戸時代まで八犬士の末裔(犬人間)が生き延びて、それらは「伏」と呼ばれ、うまく街 […]
/ 最終更新日時 : daurasan 本棚「奪還」 麻生幾 著 ★★★ 講談社 フィリピンで活動中の「国境なき医師団」の日本人女医が何者にか拉致され、行方がわからなくなった。その捜索依頼を受けたのが、元自衛官で特殊部隊隊員だった河合。河合はかつて、通常の交戦に加え、海上、 […]
/ 最終更新日時 : daurasan 本棚「外事警察」 麻生幾 著 ★★★ NHK出版 この作品は、テレビドラマの原作のための小説ということで書きおろされたとのこと。 最初に小説があってその映像化というのならすんなり理解できるのだが、その逆となるとなんか違うような気がして・・ […]
/ 最終更新日時 : daurasan 本棚「マオ」 ユン・チアン、ジョン・ハリディ著 ★★★ 講談社 前作「ワイルド・スワン」に引きずられ、手に取った一冊。 おそらく誰もが同じ道を辿るだろう。それほどに、「ワイルド・スワン」のインパクトは強烈だった。 「ワイルド・スワン」 […]
/ 最終更新日時 : daurasan 五つ星★★★★★「ワイルド・スワン」 ユン・チアン著 ★★★★★ 講談社 題名の「ワイルド・スワン」とは著者自身の名前「鴻」(おおとりを意味する)に由来する。 分厚い上・下二巻の本だが、その長さを全く感じさせない。 『十五歳で、私の祖母は軍閥将軍の妾となった […]