/ 最終更新日時 : daurasan 本棚「さよなら、愛しい人」 レイモンド・チャンドラー 著 ★★★ 早川書房 『ロング・グッド・バイ』に気をよくして手に取った二冊目。この作品も村上春樹氏による“新訳”。小気味よいテンポで、最後まで一気読み。ウイットの効いたフィリップ・マーロウの名台 […]
/ 最終更新日時 : daurasan 五つ星★★★★★「われらが父たちの掟」 スコット・トゥロー 著 ★★★★★ 文藝春秋 スコット・トゥローはおもしろい、中高年の星だ。 彼の作品を十代、あるいは二十代の若者が手に取ったとき、どう捉えるだろうか。それどころか、最後まで読み切れるだろうか。彼の作品は […]
/ 最終更新日時 : daurasan 五つ星★★★★★「有罪答弁」 スコット・トゥロー 著 ★★★★★ 文藝春秋 読み終わって最初のページを何気なく見て納得。 最初のページにはこの作品が法律事務所に勤務する主人公のある事件に関する報告書である旨が記されている。だが、そんな冒頭の報告書の一 […]
/ 最終更新日時 : daurasan 本棚「立証責任」 スコット・トゥロー 著 ★★★ 文藝春秋 スコット・トゥロー、第二作目。 第一作同様、一人の女性の死から始まる。前回は同僚の弁護士、今回は弁護士の妻。前回は脇役として登場し、被告人サビッチの弁護を務め事件をうまく乗り切っ […]
/ 最終更新日時 : daurasan 五つ星★★★★★「推定無罪」 スコット・トゥロー 著 ★★★★★ 文藝春秋 なかなかよく出来た推理小説。大ベストセラーになったのもうなずける。導入部から最後の謎解きまで一分の隙もない。一気に深みに落とされた後は、そのままずーっとその淵から抜け出せない […]