/ 最終更新日時 : daurasan 五つ星★★★★★「遠き雪嶺」 谷甲州 著 ★★★★★ 角川書店 昭和9年末から翌年にかけて、厳冬期の早月尾根を初めて踏破したのが立教大学だった。その前にも彼らは冬の鹿島槍天狗尾根、北壁、南アルプスにも輝かしい記録を打ち立てている。昭和11年、いよいよ […]
/ 最終更新日時 : daurasan 山の本「灰色の北壁」 真保裕一 著 ★★ 講談社 表題の作品あわせ三篇からなる、山ばかりの短篇集。 『赤の謎』に載っていた『黒部の羆』も掲載されている。 いずれもミステリー仕立てとしての山はよく描かれているが、ストーリーに今一工夫が足りない。 […]
/ 最終更新日時 : daurasan 五つ星★★★★★「孤高の人」 新田次郎 著 ★★★★★ 新潮文庫 山を始めて最初に読んだのがこの本だった。以来、幾度か読んでいる。 誰もが通る山の本ではなかろうか。しばらくぶりで読んでみて思ったのは、『山以外の事も結構たくさん書かれてあったんだな』と […]
/ 最終更新日時 : daurasan 五つ星★★★★★「ラダック 懐かしい未来」 ヘレナ・ノーバーグ・ホッジ 著 ★★★★★ 山と渓谷社 一年かかってやっと読み終えた。 帯には「押し寄せる近代化と開発の波の中でヒマラヤの辺境はどこに向かうのか。ラダックに学ぶ環境と地域社会の未来」と記されている。 作者 […]
/ 最終更新日時 : daurasan 山の本「光の山脈」 樋口明雄 著 ★ 角川春樹事務所 サスペンス。産廃問題と山の生活をミックスさせて表現したかったのだろうが、どちらも不完全燃焼。人物の書き込みもものたりない。ただ主人公と暮らす犬の存在と活躍が心を和ませてくれた。