/ 最終更新日時 : daurasan 山の本「死の雪山サバイバル」 フィリップ・リンチ 著 ★★★ 新潮文庫 ときとして、題名負けという作品に出合うことがあるが、この作品はそのタイトルを裏切らない。 それぞれの事情、思惑を持って研修目的のツアー登山にのぞんだ男女らが過酷な試練に遭遇する。 […]
/ 最終更新日時 : daurasan 山の本「マッターホルンの殺人」 グリン・カー 著 ★★★ 新潮社 1951年に発表されたというからかなり古い本。1999年に装丁も新たに発刊された。 登山がらみのミステリーかと思ったら、そうではなくマッターホルンの麓を舞台とした物語だった。ミステリーと […]
/ 最終更新日時 : daurasan 山の本「神奈備」 馳星周 著 ★★★ 集英社 馳星周が山を始めてから作風が変わったのか、それとも前々から抱いていた作品と自分の心の内との違和感から山に新天地を求めたのかはわからないが、前に読んだ「蒼い山嶺」同様、この作品にもネット上では賛 […]
/ 最終更新日時 : daurasan 山の本「蒼き山嶺」 馳星周 著 ★★★ 光文社 「ゴールデン街コーリング」ではいささか面喰ったが、この「蒼き山嶺」ではそれに輪をかけるくらいびっくらこかされた。馳星周が山岳小説を書いていたとは。だが、これがまたおもしろい。中の上の上、くらい […]
/ 最終更新日時 : daurasan 山の本「ソロ」 笹本稜平 著 ★★★ 祥伝社 ローツェ南壁の単独登攀を目指す青年の物語。 トモ・チェセンのローツェ南壁単独登攀は当時の登山界において衝撃的だった。単独無酸素、しかも三日で達成なんて無理だ、不可能に近い。その信憑性について […]