/ 最終更新日時 : daurasan 山の本「天空の回廊」 笹本稜平 著 ★★★★ 光文社 久々の山岳冒険サスペンス。エベレストを舞台に繰り広げられる山岳アクション。だいぶ古くなるが、ボブ・ラングレーの「北壁の死闘」を彷彿させる。 登攀シーンは細部にまで正確に描かれており、山屋が […]
/ 最終更新日時 : daurasan 山の本「カタコンベ」 神山裕右 著 ★★ 講談社 第50回江戸川乱歩賞受賞 ケイビングサスペンス これはケイビング一本。山の本としてはどうかと言われれば、話が黒姫山からヒスイ峡の洞窟を舞台となっており、山とサスペンスが同時に楽しめる。人物描写 […]
/ 最終更新日時 : daurasan 五つ星★★★★★「K2 嵐の夏」 クルト・ディームベルガー 著 ★★★★★ 山と渓谷社 1986年の夏、K2に起こったに悲劇。そこで何あったのか、この本にはそれが記されている。また著者クルト自身と彼のパートナーのジュリー・チュリスとの荘厳な山の物語でもあ […]
/ 最終更新日時 : daurasan 山の本「ジャンキー・ジャンクション」 谷甲州 著 ★★ ハヤカワ文庫 全編が山の話。いわくありげな一人の男によって寄せ集められた即席の隊が山に挑む。何か事件が起こりそうな出だしであったが、物語的にはそうでもない。山登りのタクティクスに関しては忠実に描かれてい […]
/ 最終更新日時 : daurasan 山の本「二荒」 立松和平 著 ★★★ 新潮社 ふたら、「にこう」とも読み、日光の語源になったとのこと。 男体山と中禅寺湖に育まれた一青年を通して、山の暮らしと自然を描いている。読み始めてすぐ、戸惑いを感じる。海外小説の邦訳物と明らかな違 […]