「ステルス艦カニンガム出撃」
ジェイムス・H・コッブ 著 ★★★ 文春文庫
アマンダ・ギャレット、颯爽と登場。 ハイテク・ステルス駆逐艦カニンガムの艦長のアマンダが活躍する痛快活劇。南極の覇権を野望してアルゼンチンが軍隊を送り込んだ。それを阻止すべく米国が行動を起こそうとするのだが、南極近海にいるのはカニンガムのみ。軍事のテクニカル面に関しては申し分がなく、戦闘場面は臨場感溢れる。かつ、アマンダを含め、各兵員の人物描写もうまい。ただ、アルゼンチン軍が弱すぎるのがちょっとね。
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