チョウノスケソウを探して 2023/7/28
去年は室堂乗越までの道を歩いたが見つからなかったので、今年は浄土山方面を歩いてみることにした。室堂往復が7580円に値上がりしたのには驚いた。 6時過ぎから立山駅に並び、7時20分のケーブルに乗る。8時30分室堂着。玉殿の冷たい水をテルモスに汲んで出発。ハクサンイチゲは昨年よりやや少ない気もするが、一の越へと向かう道すがらいろんな花が楽しませてくれる。ちょうど太陽が正面に来て、それに輝くミヤマキンポウゲがとても印象的だった。 さて、目的のチョウノスケソウ、なんとか探し出すことができたが、時期的にやや遅かったようだ。かろうじて咲き終わりの花が一つ、これから咲こうとする花芽が一つ、あとはすべて果穂となっていた。また、群生している範囲も狭く、群落の数も数個程度。花が咲いていればもっと見つけられたかもしれないが、登山道を外れるわけにもいかず、それは叶わなかった。昨今の気候変動を思うとき、このままでは、絶滅する日も近いのではないかと感じた。雷鳥同様、保護して移植するなどして個体数を増やす必要があるのではないだろうか。 12時頃、室堂に着くなり雨がパラついてきたので、もっと散策したい気持ちはあったのだが、さっさと帰りのバスに乗り込んだ。 室堂起点 一の越経由一周 3時間30分













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