「ゴヂラ」
高橋源一郎 著 ★★ 新潮社
ラジオは、いつも仕事中、車の中で聴いている。4月からNHKで始まった、「ぷっつん」じゃなくて「すっぴん」。曜日毎にパーソナリティーが変わり、金曜日の担当が高橋源一郎。なかなかいい味出しているなぁと思いつつ、聴いている。軽すぎるくらいの“ノリ”で、ユーモアがあって、穏やかだけど、『生きた言葉』、を発している。 そのしゃべりが、まんま文章になった感じの作品。 詩的で、散文的で、支離滅裂で勝手気ままに自分の言いたいこと書いて。 「それでいいのだ」と言っている。 本気なのか、いいかげんなのか。 こんなんで飯が食えているということ自体、不思議。さっぱり、わからん。
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