「六人目の少女」
ドナート・カッリージ 著 ★★★★ 早川書房
久しぶりにわくわく感マックスに達したミステリー。 シリアルキラーを追うのだが、手掛かりをもとに犯人に近づいたと思ったら、そこにはまた別の犯人の手によるものと思われる殺人事件が絡んできて、それがまた物語全体の入れ子になっていくというややこしいい構造。それでいて作品としての調和を保ち破綻がない。単なる布石の回収という手法に寄らない複雑に仕込まれた物語構成に新鮮味を覚えた。
「六人目の少女」 |
久しぶりにわくわく感マックスに達したミステリー。 シリアルキラーを追うのだが、手掛かりをもとに犯人に近づいたと思ったら、そこにはまた別の犯人の手によるものと思われる殺人事件が絡んできて、それがまた物語全体の入れ子になっていくというややこしいい構造。それでいて作品としての調和を保ち破綻がない。単なる布石の回収という手法に寄らない複雑に仕込まれた物語構成に新鮮味を覚えた。
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