/ 最終更新日時 : daurasan 山旅 「K2 復活のソロ」笹本稜平 著 ★★ 祥伝社8千メートルを超える高所での登攀シーンが本書の売りだが、登山経験や知識のないものが読んだらたぶん退屈な内容だと思う。ただ、エベレストに次ぐ世界第二位の山K2で、夏と冬の2度に渡る登攀シーンが味わえるのは少しだけ得した気分。フィクションとはいえ、あまりにも簡単に事が運びすぎるのが気になる。それをよい意味でとらえれば、山岳小説の敷居を低くして、幅広く読んでもらおうとの意図があったのかもしれない。「K2 復活のソロ」 Related Posts「分水嶺」「春を背負って」「大岩壁」「未踏峰」「ソロ」「希望の峰 マカルー西壁」「時の渚」「還るべき場所」「その峰の彼方」「南極風」