「愛国者のゲーム」

トム・クランシー 著 ★★★★★ 新潮文庫

この頃は今と違ってまだテロが複雑化、混迷化していない時代だった。 この作品にはハイテクも軍艦も潜水艦もスパイ合戦も多くは登場しない。その分、ライアンとその家族についての記述が多い。むしろ、この作品はライアンと彼の家族の物語といえる。 ライアンは人生を左右する事件に巻き込まれ、やがてテロリストの目はライアンの家族に向けられる。家族を守るために闘うライアンの活躍に手汗握り胸躍らせた。

「愛国者のゲーム」

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