/ 最終更新日時 : daurasan 本棚「少年と犬」 馳星周 著 ★★★ 文藝春秋 このところ、「ノワール」から遠ざかり、すっかり変化してしまった馳星周。 この作品もその一冊。一匹の犬が、東北から九州へと飼い主を替えながら辿る数奇な運命。そして、最後の最後まで予想もつかない […]
/ 最終更新日時 : daurasan 本棚「エウスカディ」 馳星周 著 ★★★ 角川書店 バスク人、バスク地方の特殊性に目をつけて、それから話を膨らませていった物語。いわゆる「バスク」はスペインとフランス国境の両方に存在するということを初めて知った。バスクはそういう微妙な位置にあ […]
/ 最終更新日時 : daurasan 本棚「ソウルメイト」 馳星周 著 ★★★ 集英社 馳星周が動物本で直木賞を受賞するなんて、初期の頃のノワール作品を知っているものなら誰が予想できただろうか。近年作者の作品の題材はもっぱら山や自然そして犬となっている。その犬を題材とした作品の一 […]
/ 最終更新日時 : daurasan 山の本「神奈備」 馳星周 著 ★★★ 集英社 馳星周が山を始めてから作風が変わったのか、それとも前々から抱いていた作品と自分の心の内との違和感から山に新天地を求めたのかはわからないが、前に読んだ「蒼い山嶺」同様、この作品にもネット上では賛 […]
/ 最終更新日時 : daurasan 山の本「蒼き山嶺」 馳星周 著 ★★★ 光文社 「ゴールデン街コーリング」ではいささか面喰ったが、この「蒼き山嶺」ではそれに輪をかけるくらいびっくらこかされた。馳星周が山岳小説を書いていたとは。だが、これがまたおもしろい。中の上の上、くらい […]