/ 最終更新日時 : daurasan 五つ星★★★★★「希望の海」 熊谷達也 著 ★★★★★ 集英社 仙河海市シリーズの短編集。 あの大地震の後、作者はもう書けないと思ったそうだ。 そんな作者があえて故郷の気仙沼をモチーフとした物語から再び描き始めた。仙河海市シリーズはどれも平易な文章で […]
/ 最終更新日時 : daurasan 本棚「モラトリアムな季節」 熊谷達也 著 ★★★ 光文社 3年も浪人して大学を目指すというのは、かなりのモラトリアムな期間だ。なんとかなるだろう、ぐらいに思っていないととても3年間の浪人生活を送れるものではない。 作者の実体験がどのくらいこの作品に […]
/ 最終更新日時 : daurasan 本棚「七夕しぐれ」 熊谷達也 著 ★★★ 光文社 大人の目線から小学生を描いた物語。 本当に小学生がそんなこと考えつくかと、自分が小学生だったころを思い出してみると、そう思う。大人が小学生を描くのはとても難しい。私が小学生のころ、なんにも考 […]
/ 最終更新日時 : daurasan 本棚「リアスの子」 熊谷達也 著 ★★★ 光文社 転校してきた半グレの中学女子の揺れる心模様はいかに。 陸上の記録会で希はそれまでの自分を振り切るかのように疾走する。 中学全国新記録も期待される中、ラストスパートに入ろうとしたその刹那、ス […]
/ 最終更新日時 : daurasan 五つ星★★★★★「ティーンズ・エッジ・ロックンロール」 熊谷達也 著 ★★★★★ 実業之日本社 熊谷達也はこんな作品も書いていたのか、というのが第一印象。 山にこもる杣人を描いた物語に魅かれて数冊彼の作品を読んだ印象は、緻密で重厚な作品を綴る作家という印象だった。 そして、今 […]