/ 最終更新日時 : daurasan 五つ星★★★★★「邂逅の森」 熊谷達也 著 ★★★★★ 文藝春秋 怒涛の一気読み5時間。熊谷達也ここにあり。 先に読んだ「相剋の森」とほぼ同時期に連載初出されている。方や地方日刊紙、方や文藝誌。しかも主題が絡み合っている。だが完成度、読み応えには雲泥 […]
/ 最終更新日時 : daurasan 五つ星★★★★★「ウエンカムイの爪」 熊谷達也 著 ★★★★★ 集英社 熊谷達也の原点、熊谷達也のエキスがここにある。中編としてよくまとめられた秀作だ。 思うに、この後に書かれた数冊の本から察すると、作者はメインテーマだけでは物足りないと思ったのか、そこにサ […]
/ 最終更新日時 : daurasan 本棚「相剋の森」 熊谷達也 著 ★★★ 集英社 「相剋」という言葉の意味をググッてみると、「対立・矛盾する二つのものが互いに相手に勝とうと争うこと」とある。 現代においてクマ狩りは許されるのか否か。 舞台は、新潟県の北端、山形県との県境に […]
/ 最終更新日時 : daurasan 本棚「迎え火の山」 熊谷達也 著 ★★ 講談社 熊谷達也、4冊目。今回はなんちゃって伝奇小説。 霊峰出羽三山(羽黒山、月山、湯殿山)に伝わる旧盆の護摩焚きにヒントを得ている。 この作品にも触れてあるが、出羽三山神社の由来というか歴史はかなり […]
/ 最終更新日時 : daurasan 本棚「山背郷」 熊谷達也 著 ★★★ 集英社 熊谷達也、三冊目。今回は短編集。だが、一遍、一遍の出来にむらがある。 東北に根っこをはやした作者の根性に敬意を表する。中でも興味を惹かれるのはマタギやオオカミ、クマをモチーフとした作品群。ハ […]