/ 最終更新日時 : daurasan 本棚「宮尾本 平家物語」 宮尾登美子 著 ★★★ 朝日新聞社 全4巻 誰の作品だったか忘れたが、一度トライして難解なので途中であきらめた「平家物語」。もしかしたら、宮尾登美子の本なら読みやすいのではないかと思って手に取った。令和2年に入ってから読 […]
/ 最終更新日時 : daurasan 本棚「菊亭八百善の人々」 宮尾登美子 著 ★★★ 新潮社 久しぶりに、宮尾登美子を手にとった。 平成2年に読売新聞に連載された作品。その後NHKのドラマにもなっている。 「八百善」とは、どこかにモデルとなる店があって、その実名を伏せた架空の名前だ […]
/ 最終更新日時 : daurasan 本棚「仁淀川」 宮尾登美子 著 ★★ 新潮社 「櫂」から始まる3部作に引き続き、少し間を置いて書かれた続編。満州から文字通り裸一貫で引き上げてきて、やっとのことで辿りついた故郷。そこにとうとうと流れる仁淀川を見て、綾子は生きて帰り着いた […]
/ 最終更新日時 : daurasan 五つ星★★★★★「櫂」 宮尾登美子 著 ★★★★★ 新潮文庫 第9回太宰治賞(昭和47年) 高知の言葉と富山弁とが似ている様に感じるのは私だけだろうか。前々からそう思っていたのだが、この本でやっぱりとうなずくのであった。 和文というのがあるのな […]
/ 最終更新日時 : daurasan 本棚「蔵」 宮尾登美子 著 ★★★ 中公文庫 新潟は亀田町の五千坪を持つ大地主が始めた酒蔵が舞台。ここでも逆境にもめげずけなげに懸命に生きる女性が登場し、宮尾節が光る。人物や四季の移ろい、家族の生きざまが日常の生活からそのまま切り取 […]