/ 最終更新日時 : daurasan 本棚「総門谷R 鵺篇」 高橋克彦 著 ★★★ 講談社 前作「阿黒篇」の続き、舞台は京都へ。 藤原緒嗣にすり替わった怨魔と緒嗣のライバルである藤原良房との抗争を軸に嵯峨上皇亡き後の皇位争いをからめ、魔界の盟主総門が企む地上征服を阻止しようとする空 […]
/ 最終更新日時 : daurasan 本棚「総門谷R 阿黒篇」 高橋克彦 著 ★★★ 講談社 時代は一気に平安時代へと遡り、そして舞台は再び陸奥へ。 一作目同様、伝奇小説の面白味を堪能できる。加えて、今回は歴史度がかなり高い内容となっている。よく知られている歴史、坂上田村麻呂が征夷大 […]
/ 最終更新日時 : daurasan 本棚「総門谷」 高橋克彦 著 ★★★ 講談社 上・下 昭和60年に初版が発行されたときに読んでから30年以上もたっての再読。当時はわくわくさせて読んだのを覚えているが、内容はからきし覚えていない。そして、いつか読み返してみようと思ってい […]
/ 最終更新日時 : daurasan 五つ星★★★★★「天を衝く」 高橋克彦 著 ★★★★★ 講談社 「九戸政実」と言われても知っている人はそう多くはいないと思う。「南部氏」も同様。この小説に出逢うまで、存在はもちろん名前さえ聞いたことがなかった。もしかしたら、東北の地にあってはアテルイ […]
/ 最終更新日時 : daurasan 五つ星★★★★★「炎立つ」 高橋克彦 著 ★★★★★ NHK出版 全五巻 時の総理大臣、安倍晋三のルーツは東北の安倍氏だという説がある。中世の初期、安倍氏は陸奥に強大な勢力と堅固な基盤を持つ一族であった。安倍時頼のとき朝廷との戦となり、前九年の役 […]