「背信の都」ジェイムズ・エルロイ 著 ★★★ 文藝春秋
投稿日時
2019-1-6 10:36:14 |
トピック:
本棚
久しぶりのジェイムズ・エルロイ、やっぱり難解だった。
根底に流れる壮大なミステリーに気付くのは終盤になってから。それまでは場面展開の速さについていくのがやっとで、どこがどうなっているのか、どことこがどう繋がるのか、それを探しながら手探り状態で読み進んでいく。話の大筋が見えてきてからも、断片的に描かれた挿話の辻褄合わに必死。やっぱり、しっくりこない。読み終えた後も、余韻というよりは、消化不良のもやもやとした感がぬぐえなかった。
はんごんたんにて更に多くのニュース記事をよむことができます
http://hangontan.sakura.ne.jp/xoops
このニュース記事が掲載されているURL:
http://hangontan.sakura.ne.jp/xoops/article.php?storyid=1120