「英雄ここにあり」
投稿日時
2010-5-11 6:24:06 |
トピック:
本棚
柴田錬三郎 著 ★★★ 新潮文庫
三国志ファンは多いと思うが、自分もその一人。吉川英治のは何度読んでもおもしろい。たまには違った作者ので、と、手に取ったのが本書。やっぱりおもしろい。「あの話はどうなった」「ははーん、そうだったのか」と両書を比較させながら読み進む。吉川英治のは八巻あり、終盤はやや長すぎたきらいがあったが、本書は三巻で、書くところはきっぱりと書き、てんぽも早い。孔明が出師の表をしたためたところで終わっているのも、これはこれですっきりとした終わり方だと思う。
はんごんたんにて更に多くのニュース記事をよむことができます
http://hangontan.sakura.ne.jp/xoops
このニュース記事が掲載されているURL:
http://hangontan.sakura.ne.jp/xoops/article.php?storyid=182