クジャクサボテン −挿し穂から苦節三年、ようやく花開いた−

投稿日時 2012-6-12 20:03:47 | トピック: 徒然書き



挿し穂から苦節三年、ようやく花開いた。
切りとった穂先をいただいたときはすでに花が終わった後。どんな花だかわからなかった。口で説明されても、小生の想像力では限界がある。また一抹の不安もあった、無事花を咲かすことができるだろうか。

一年目、しっかりと根付いているようだが、花の咲く気配は全くない。
二年目、少しずつ株も大きくなって来ているようだったが、結局花芽は付かず。

三年目の今年、富山でもこれまで経験したことがないくらいの極寒の冬。はたして乗り切れるかどうかとても心配だった。四月に入ってからもまだ雪がちらつき、株の勢いはない、今年もだめか。ところが、五月の連休過ぎあたりから、葉っぱが芽吹きだし、下旬ごろからは花芽も付き始めた。花芽は次第に膨らみ始め、そして今朝新聞を取りに外に出てみると、ついにパッカンと花が開いていた。

月下美人のような強烈な芳香はないが、その美しさは甲乙つけがたい。
咲いてくれて、ほんとうにありがとう。



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