「ストロベリーナイト」 誉田哲也 著 ★★★ 光文社

投稿日時 2021-2-4 10:49:09 | トピック: 本棚

wowowの映画でやっているのを観て、原作を読んでみたいと思って手に取った。
いわゆる警察刑事もの。刑事もので思い起こすのは高村薫やジェフリーディーヴァーか。だが、ここに描かれているのはそれらの作品とはちょっと趣が異なる。簡単に言えば犯罪小説と刑事小説ということだろうか。
犯罪小説に付き物の暗い闇も出てくるには出てくるが、軽いマンガのような「お笑い」が随所に出てきて、これが作者の作風と言えるのかもしれない。登場人物のキャラクターは端的に描かれているし、ストーリーの破綻もない。テレビの刑事ドラマを観ているかのような読み心地だった。




はんごんたんにて更に多くのニュース記事をよむことができます
http://hangontan.sakura.ne.jp/xoops

このニュース記事が掲載されているURL:
http://hangontan.sakura.ne.jp/xoops/article.php?storyid=1217