徒然書き : 米の食味検査 2020
投稿者: hangontan 投稿日時: 2021-3-10 6:09:24 (174 ヒット)

先だって、日本穀物検定協会主催「令和2年産米 食味ランキング」が報じられた。当県一押し「富富富」の評価はAランク。ちなみに「群馬産「コシヒカリ」が特A。特Aは53産地品種もあり、これからもれた「富富富」はいったいどんなお米なのだろう。県はこれをブランド米として東京先行高価格戦略で売り出したのだから、関係者も悩ましいところだろう。(この件については以前述べたのでここでは触れない)。ランクにも幅ありどの辺に位置するのか興味がある。たぶん点数化されていると思うのだが、どうなんだろう、もしそうなら、対象154産地品種の全点数が知りたい。 
一方、米・食味鑑定士協会主催の「米・食味分析鑑定コンクール : 国際大会」(今回で22回目)の結果も気なる。これは、完全に数値化されていて、まず、1次審査、2次審査でふるいにかけられる(栄養価、たんぱく質、でんぷんなど)。そこで基準点に達しないものは食味審査に進めない。個人でも組合でも法人でも参加でき、前回の検体個数が5100以上、優秀検体が137というから、かなり評価は厳しい、大方は予選落ちということになる。それでも、すべての評価点数が明示される。何年か前にその結果を冊子にしたものを見せてもらったことがある。厚さ1センチの本で全検体数網羅。出品者、品種、銘柄、点数が表組されている。はたして今回「富富富」は出馬したのか、何点だったのか、とても気になる

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