山旅 : 笠尻山から千石城山 2022/1/15
投稿者: hangontan 投稿日時: 2022-1-17 11:55:39 (110 ヒット)

同行者 KとT。
このルート、2018年の3月から4年目、通算3度目になる。それまで、単独であったが、今回初めてのグループ登山。

年末寒波による大雪は、正月以降寒気が緩んで、雨の日もあったりしてかなり積雪が減った。だが、寒波第2弾、昨日までの大雪で再び山は冬本来の姿に戻っている。車止めでの積雪は1メートルくらい。
足回りは、私はスノーシュー・ライトニング・アッセント(改)、TはTSLのスノーシュー、Kはアルミワカン、と三者三様。Tはストックなしでもガンガン行く、私はスノーシューによる浮力を借りてわりと楽、二番目はかなり楽になる。Kのアルミワカンはさすがに潜る。かなり難渋しているが、持ち前の馬力とテクニックでこなしていく。

深雪のおかげで笠尻から鞍部に降りる斜面はヤブが隠れてしまっていて、助かった。以降ヤブらしいヤブは出てこない。ラッセルを交代しながら進む。二重山稜になる平坦部からはルート取が難しい。地図をみれば一目稜線なのだが、今回は本来なら登らずに済む右手の尾根に向かってしまって一苦労。大汗いて700のピークに立つ。

剱を真正面に据えるそこからの眺めもすばらしいのだが、目指す千石城山がかなり遠くに感じる。ここで、昼食がてら一本取っていたら、眼下を行く単独行者が目にとまった。さらに、我々のトレースを追ってきた若者がひょいと現れた。彼はすぐに下って行き、先の単独行者の後を追って行ってた。

これで二人分のトレースが出来たわけで、それなら以降の工程も楽になるに違いないと思い、我々も先を目指すことにした。案の定、一旦下ってトレースを拾ってみると、楽ちん楽ちん。それまでのラッセル地獄がウソのように足が軽い。

そして、何の苦労もなくあっという間に目的地に到着。山頂はダム側から登ってきた人たちで賑わっていた。万感の眺望を楽しんで、下山にかかる。単独のときは往路を引き返していたのだが、今回はKの勧めもあって、少し下った地点から早月側に降りることにした。問題は、先行者のトレースがあるかどうかだったが、だいたい予想を付けていた地点からの下りのトレースがあった。灌木にはマーキングも見える。ルートは導水管に沿って一直線に降りていく。導水管を過ぎ急斜面が終る頃にはトレースは作業林道と思しき痕跡に向かう。以降、杉の植林帯を抜けながら早月川左岸に平行に沿った林道を行き、最後は橋のすぐたもとで道路に降り立った。そこから、車止めまで雪の融けたアスファルトを歩いて帰路に就いた。

車止め発8時 700ピーク11時30分 大休止 千石城山13時 中休止 車止め着15時 














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