山旅 : ギョウジャニンニク 20226/9
投稿者: hangontan 投稿日時: 2022-6-10 16:40:14 (103 ヒット)















去年みつけたあの場所へ。久しぶりのバリエーションは楽しいが、4年前の事故がトラウマとなって、慎重になりすぎる感がある。時期的に雪渓が割れ始めており、処理に手間がかかる。藪漕ぎも3回。なんとかやりすごして現場着。眼前にはニンニクの畑が広がる、歓喜の涙。。。アイゼン、ピッケルで這い上がるが、高いところは独りだと危急時対応ができないので、放置してきた。来年は総採りだ。アサギマダラにも出会えたし、人生まんざらでもないな、と思った一日。

しかし、帰路、最期の難所を乗り切って、安全圏に達した直後から急に足が重くなってきた。下りでも息が切れる。こうなると発作性心房細動の予兆。脈をとると案の定乱れている。しばらくは深呼吸しながらカタツムリのように歩いていみるが、どうにも体が重い。血液の流れが滞り、酸素が各器官に回ってないのだろう。サンリズムを飲んでみる。シベノールよりは切れ味がよいとのことで、最近は発作時にはこれを試している。家にいるときなら、30分程度で回復するのだが、今回は行動を止めないので、体は重いまま、ずるずるとまで車止めまで歩くことになった。家に着いてもしばらく脈が乱れていたが、ギョウジャニンニクの始末をしているうちに(2時間くらい)、いつの間にか収まっていった。

心房細動への対処法を改めて考えさせられた日でもあった。

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