本棚 : 「月の王」馳星周 著 ★★ KADOKAWA
投稿者: hangontan 投稿日時: 2022-8-3 11:19:55 (61 ヒット)

満州時代の上海が舞台の日本版「狼男」ファンタジー。
主人公の敵となる現地の悪者どもとの活劇が大半を占める。それが、あまりに漫画チックで、ちょっと残念。遥か昔にさかのぼる、昼間の大君と月夜の狼のなれそめ物語自体は悪くないのだが。さっと読めるので、体調を崩しりして、病院のベッドで読むには向いているだろう。

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