本棚 : 「国際テロ 上・下」 トム・クランシー著 ★★ 新潮文庫
投稿者: hangontan 投稿日時: 2012-6-20 19:22:56 (447 ヒット)

ジャック・ライアンの息子が対テロ活動に乗り出す。

序盤から中盤にかけては、その新たな設定を構築するためのもの。いつものクランシーにはみられない、状況説明的な記述が目立つ。

これまでのライアンシリーズの「資産」をどう活かすか、それが試されていたのだが、うまく活かしきれていない。

あれだけの役者をどうやりくりしていくのか、これからの展開に期待したい。

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