山旅 : 「山とやま」
雑誌や本などを自分でデータ化して、パソコンやタブレット上で見られるようにすることを「自炊」というのだそうだ。
平成7年に自ら作った富山県内の山岳会の記録集を再びデータ化してみた。一太郎を使って打ち込んだデータファイルはとっくに無くなってしまっている。そこで、スキャナーを使ってPDF化することにした。四十数ページだが、スキャンに時間がかかったり、傾いたり、容量が大きくなったりと、意外に面倒な作業だった。
十八年という時間の経過は大きかった。自分はもちろん、県内の各山岳会は随分変化した。山の登り方も様変わり。道具の進化も著しい。みんなは当時どんな思いで山に向かったのか、自分はどういう山登りをしていたのか。ぺらぺらとページをめくると、いろんなことが思いおこされる。
「山とやま」