山旅 : 大熊山 2015/10/26
投稿者: hangontan 投稿日時: 2015-10-30 18:08:40 (492 ヒット)









大熊山は昨年の11月4日以来。あのときも快晴だった。今日も降水確率ゼロの予報。久しぶりに剱を間近に見たくて、剱の展望台へと出かけることにした。

朝の冷え込みは今季一番、車止めでの外気温は4度。夏用の服装で来たことを後悔。久しぶりの山なので、着るものまでは気が回らなかった。登るにつれて体はだんだん温まって来て、ちょうどよい具合になってきた。ただ、夏用の生地の薄いパンツだと少しスースーするような気がする。そのぶん汗もあまりかかなくてよかったのかもしれない。

1264までの急登。紅葉は1000くらいまでで終わり。あとは枯れ葉となった木々の間を抜ける。1264から山頂までは傾斜も緩むが、けっこう長い。昨年は雪がくるぶし位あったが、今年は雪はまったくない。

山頂までノンストップ。心臓の暴走に脅えながらの山歩きがここ数年続いているが、不整脈対策にはこれが一番のようだ。つらくても大休止せず、水もガブのみせず、好調な時はそのリズムを崩さないようにする。それでも、不整脈が出るときは出る。今回はたまたま心臓の機嫌がよかったのかもしれない。

ド快晴のもと、雲一つない青空をバックに、岩肌にちょっとだけ雪を纏った剱は迫力満点。十二分にエネルギーを体に取り込んで、下山にかかった。しかし、剱を前に見ながらいいかげんに歩いていると、いつのまにかコット谷へと向かう流水溝を下っていた。落ち葉が積もった踏み跡らしきものを追っているうちに登山道からそれてしまっていたのだ。変だなとは思いつつも、しばらく下って、やっぱり怪しいと思い、地図で方向を確認して、登山道のある尾根へと藪を漕いで這いあがった。

登り2時間20分(去年より10分遅れ)、下り2時間30分

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