はんごんたん処方箋

足跡掲示板

  • センダ様、発作時の辛さよくわかります。アブレーション技術は目まぐるしく進歩しています。そろそろ自分もと思うのですが、ななかな踏ん切りがつきません。なにせ、なんともないとこきはすこぶる快調なのですから。お大事になさってください。 ( panawang - 2018.09.27 17:45 )
  • 私も心臓の具合悪いです、疲れると(ストレス、暑い夏)心臓が悲鳴を上げます、不整脈と息苦しさ、胸の違和感を感じます。 ( センダカツミ - 2018.09.16 10:08 )
  • Repuさん、ありがとうございます。おかげさまで、発作は収まりまして、軽快に過ごしています。ただ、寝てばかりいたせいか、筋肉がすっかり落ちてしまい、目下復調に向け励んでいます。また、雑穀でお会いしましょう。 ( panawang - 2017.06.16 17:39 )
  • 救急搬送され、その後の経過はいかがでしょうか?決して無理されませんように。 いつも美しい写真、楽しませていただき、ありがとうございます! ( Repu - 2017.06.15 21:59 )
  • float cloudさん、コメントありがとうございます。返事遅くなりました。すみません。過分なおほめを頂き、こそばゆいです。つたない文章ですが、書くことによって、自分の考えをまとめようと努めています。当HPに辿りついていただきありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。 ( panawang - 2016.05.15 19:44 )

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本棚 : 「変わったタイプ」 トム・ハンクス 著 ★★★★ 新潮社
投稿者: hangontan 投稿日時: 2019-2-10 15:16:04 (259 ヒット)

様々な素材からなる短編集。そのどれの主人公にもトム・ハンクスがなった映画を想像してしまう。この短編集の映画化、トム・ハンクス監督・主演、を望むのは私だけではないと思う。

著者が私と同年同月生まれだったとは知らなかった。方やオスカー俳優、方やしがない日銭稼ぎ。そんなことは比べてみても何ら意味があるわけでなく、彼は彼、私は私だ。それでも不思議な因縁がないわけではない。本作品は「タイプ」が重要なキーワードとなっているが、我が家にも捨てるに捨てられないタイプライターが一台ある。この作品に出てくるような由緒ある機材でもなく、トム・ハンクスが蒐集している骨董品でもない。学生時代に手に入れた中古品で、今で言うなら、ラップトップ型とでも言うべく小型なものだ。当時何に使ったかというと、自作した音楽カセットテープのタイトルを手書きにするよりタイプ打ちした方が恰好よかったからで、ただそれだけしか使い道がなかったように思う。いずれ社会に出れば英文に接する機会があるだろうとの思いも少しはあったかもしれない。実際にタイプライターを使うようになったのは社会に出てから4年目。最初がオリベッティだった。肩番までは覚えていないが、さすが事務用本格タイプライター、私のおもちゃみたいなものとはわけが違う。確かバックスペースも付いていたような気がした。なるべく早く間違いなく打てるようにブラインドタッチを必死になって練習した覚えがある。次のマシンがIBMのものだった。これは本当にマシンと言える代物で、本作品にも出てくるが、ボール(球体)の周囲に刻印がしてあって一文字打つたびにボールが回転して印字され、しかもフォントはそのボールの交換によって簡単に変更できる、とういう感動の涙ちょちょ切れるマシンだった。それからしばらくたって、タイプ打ちとは遠ざかり、手にしているのはいつの間にかキーボードになってしまった。はたして、うちのおもちゃのようなタイプライター、今でも使えるのだろうか。

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