トピック&お知らせ : 震災直後に活躍した「置き薬の救急箱」
投稿者: hangontan 投稿日時: 2007-11-30 18:43:21 (651 ヒット)








1995年1月17日午前5時46分27秒、突然襲ってきた阪神大震災▼死者が5500人を超え、家屋などの損壊は7万棟以上。避難生活を強いられた住民は約30万人にのぼる大惨事となった▼テレビ報道等では直ちに食料・医薬品等の救援物資が被災地に届けられたとの印象を受けたが、実際は道路が各所でズタズタに寸断され、最も救援を要した地域に最低限の救援物資が届いたのは、地震発生3日後のことだったとか▼そんな時に活躍したのが地域に密着していた「置き薬の救急箱」▼避難所各所では、幸いにも無事だった各家庭に置かれていた「配置箱」を持ち出して共同で使ったり、被災周辺地域の主婦らがボランティア組織を作り自宅から「配置箱」を持ち寄って、ケガ人の応急処置に当たったりする姿が▼置き薬業界のキャッチフレーズは『あるとホーツとする おきぐすり』−置き薬には急な病気への対処だけではなく、もっと奥深い何かがあるのかもしれない。

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