くすり屋のトリビア : 夏風邪(咽頭結膜熱)
投稿者: hangontan 投稿日時: 2006-11-17 17:06:12 (819 ヒット)


プール熱とも呼ばれ、乳幼児が主にかかり、発熱や喉の痛み、結膜炎が起きる。原因のアデノウイルスは感染力が強く、家族に広がるケースもある。咽頭結膜熱はせきやくしゃみ、ドアの取っ手、手すりなどを介して感染する。患者は五歳以下の子供がほとんど。プールを通じて流行することがあり、プール熱とも呼ばれる。アデノウイルスには特効薬がないとされ、治療は炎症を抑えるなど対症療法が中心。症状はだいたい一週間で治まるが、感染力は強い。

■予防法としては、普段の手洗いなどに加え、プールに入る日は子供の健康状態を確かめる、体力が落ちないよう昼寝時間を十分に取る。こまめなうがい。タオルやおもちゃの共用を避けるーといった予防策を徹底したい。

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