くすり屋のトリビア : アセトアミノフェン
投稿者: hangontan 投稿日時: 2006-11-16 9:26:38 (757 ヒット)

非ピリン系の解熱鎮痛剤で、脳の中枢神経に働いて熱や痛みをやわらげます。副作用が少なく、効きめが穏やかなため、富山の薬では多くのかぜ薬、解熱鎮痛剤に用いられています。関節の痛み、頭痛、月経痛などにも効果があります。また、一般に解熱剤は禁忌とされるインフルエンザの際にも解熱剤としてしばしば用いられるなど標準的な服用法では非常に安全な薬です。小児用かぜ薬にも処方されているのもこれらの理由からです

キャベツ・芽キャベツと一緒にとるのは控えましょう
アセトアミノフェンの血中濃度が低下し、尿への排泄量が増えます。薬としての効果を十二分に発揮しないうちに、体外に出てしまうことになります。

アルコールとの併用はやめましょう
アルコールが体内に入ると薬の吸収速度が速まります。すると薬の作用が増強され、肝臓、腎臓、心筋障害を起こす恐れがあります。

タバコはだめです
一般的に喫煙者のほうが、薬の代謝、排泄が早いといわれています。タバコを吸うとアセトアミノフェンが早く体外に出てしまい、薬の効果が損なわれます。

印刷用ページ このニュースを友達に送る