投稿者: hangontan 投稿日時: 2017-9-28 15:46:44 (409 ヒット)

僧から駒への稜線はふわふわとした気持ちのよい歩きだった。駒に来て、毛勝がぐーんと近くなる。


投稿者: hangontan 投稿日時: 2017-9-28 15:35:54 (399 ヒット)

冬の僧ヶ岳というと1週間かかるものと思っていたが、短期間でチャレンジするというので同行させてもらった。2日目山頂を目の前にしたが、仲間の体調不良でやむなく下山。


投稿者: hangontan 投稿日時: 2017-9-28 15:25:13 (369 ヒット)


投稿者: hangontan 投稿日時: 2017-9-27 17:34:38 (366 ヒット)

このときはまだ旅の記録として写真を撮っていた。
花や光に興味を持ちはじめるのは、まだだいぶ先のことである。


投稿者: hangontan 投稿日時: 2017-9-27 17:24:45 (409 ヒット)

初めての僧ヶ岳。上部はガスっており、平らな斜面を徘徊する。帰りに、親子連れと出会う。


投稿者: hangontan 投稿日時: 2017-9-27 17:17:24 (365 ヒット)

難易度は高くなく、この時遡っておいたおかげで、下降路として使えることがわかった。三階棚はしばらく行ってないが、今はどんな状態なのだろう。


投稿者: hangontan 投稿日時: 2017-9-27 17:04:30 (408 ヒット)

このときはまだ発電所まで車が入った。
猫又谷右俣から。
時期はすでに遅く、雪は少ない。鞍部に出てからの藪を嫌って直登ルンゼに入った。出だしは良かったのだが、上部はガレており、やや手間取る。最後は右手の稜線までわずかの藪こぎ。すぐに山頂に着く。
帰りは、左俣を下る。


投稿者: hangontan 投稿日時: 2017-9-27 16:55:10 (384 ヒット)

大猫に登るはずであったが、取り付きがわからず、ブナクラのコルまで来てしまった。猫又直下の庭園はいいところだった。


投稿者: hangontan 投稿日時: 2017-8-16 6:04:30 (464 ヒット)
















先日、山友達の家に行ったら、一枚の写真を見せられた。春山で、雪の剱を背景に二人並んで立っている。だが、いったいどこの山頂から撮ったものだかわからない。なにせ遠い昔のことなので、二人とも覚えていない。私は、沢登りをやって辿りついたことが記憶にあり、山域は間違いないのだが、どの山となると確信がなかった。家に戻って調べてみたら、その記録が見つかった。

こう書いている:
沢登りと予想して谷を詰めたが、びっしりと雪で埋まっていた。
山頂の三角点のありかを見定めたかったのだが、雪の量が多すぎてこれも的外れだった。帰り、沢タビでのグリセードがなかなかイケタ。

それにしても、当時は雪渓の下をくぐるなどと無謀なことをしたものだ。今なら絶対にやらないだろう。あの時は若かった。



投稿者: hangontan 投稿日時: 2016-6-23 4:29:53 (416 ヒット)

晴れのちガス
連日のクマ騒動で、早朝から一人で山に入ることに怖気付いてしまって、選んだのが八郎坂。急登を上がりきってたどり着いた弘法の紅葉に目を見張った。八郎坂はまだ夏草が生い茂っているのに、1500mを過ぎたこのあたりの色鮮やかな紅葉とのギャップ、余計に驚かされた。期待して入ったわけではないので、尚得をしたような気分。黄と赤のモミジ、ナナカマドとウルシの赤、程よく枯れて茶色に色づいた低い夏草、小豆色のシバモミジ、緑なすトドマツ、そしてそれらに囲まれた静かなチトウのたたずまい。ちょうど今が紅葉の旬。木道を歩きながら存分に紅葉を味わってきた。だが、残念なことにこんなときに限ってカメラを忘れてしまう。

八郎坂〜松尾峠 行き3時間20分、帰り2時間20分


投稿者: hangontan 投稿日時: 2016-6-20 5:33:34 (500 ヒット)



一ヶ月ぶりの山は、赤谷山。十年ぶりだ。登り4時間、下り3時間15分。雨露に濡れたササや雑木の中を歩いていたら、いつの間にかジャージから伝って入って来た水滴で靴の中はビショビショ。稜線に出てからも覆いかぶさるハイマツからの雫が全身にかかり、まるで沢登りをしているよう。たまらず、途中でTシャツを脱いで、着ずにいた上着と交換し、カッパを羽織って行くことに。沢靴状態の靴は頂上まで我慢。山頂についた一瞬だけ剱が見えたが、すぐに雲が巻いてきて隠れてしまった。


投稿者: hangontan 投稿日時: 2014-12-6 16:34:52 (572 ヒット)



称名道路の開くのが7時。それを待ってからなので、朝の準備には余裕がある。7時半に駐車場を出て、3時に帰り着いた。帰路、山の恵みを摘んできたこともあるが、20代の頃と比較して、往復3時間の開きがある。歳を感じ入った山行だった。
登山道に入りしな、すぐに雪が出てくる。山菜採りの二人連れは早々に引き返してきた。牛首の直下もところどころ雪が残る。牛首から見下ろす雑穀谷はまだ雪でいっぱい。目印の大岩も8割がた埋もれている。牛首から大日平に向かう道も、一部雪の斜面となっている。平に出た瞬間、大きく視野が開かれ、一面の雪原に目を奪われた。今回は、この雪原を歩きに来たかったのだ。平野からも望まれる残雪の平は、予想通りの大雪原だった。足跡もない、誰もいない平を一人歩く。こんな気持のいいことはない。また、小鳥のさえずりが半端でないのに驚いた。カッコウ、ウグイスの大合唱。ほんとうにすごい。平を歩いている中絶えることなく、響き渡っていた。
平の小屋は全て出ている。山頂への斜面も雪でびっしり、どこからで行ける。今回は上部2000の二俣から左にルートをとった。山頂は上部頂稜に出てから右に向かうのだが、ここは雪がなくハイマツに覆われていた。もう少し北に進むと早乙女からのルートに合流し雪が拾えたのだが(山頂に立ってわかった)、楽に行きたいと思って、ハイマツの藪を選んだ。そんなに背丈は高くはないのだが、入ってみるとなかなか手ごわい。すぐにあきらめ、一旦戻り、雪の斜面を右に回りこんで頂上付近の三角岩を目指すことにした。三角岩からは雪がないが、ハイマツもなく、なんなく山頂に立つことができた。
雪庇は北東側に出ているが、雪庇というよりも斜面から盛り上がった雪の山という感じ、雪庇の方が山頂より標高が高い。したがって、山頂からは剱岳を中心とする向こう山の全貌が見えない。文登研での事故を想定しみた。当時は山頂も雪の下に埋もれており、一番高い雪庇の上を山頂付近とみて、休憩時に見晴らしのきく雪庇の上に陣取ったのではなかろうか。
下りのグリセードを楽しんで、あっというまに平に降りる。あとはのんびりと牛首に向かうだけのだが、このだだっ広い平、少しでもガスられたらアウトであろう。来たときのトレースも見当たらない。案の定牛首に入る登山道手前で支沢を挟んだ対岸に迷い込んでしまった。ややあせったが、視界が良く効いて、対岸の登山道の一角が目に付いたので、その支沢を下り牛首直下まで行くことにした。沢の滝を落としているドン詰まりで10メートルほど上がると登山道に出る。そこから牛首は目と鼻の先。
最後は、春山のお楽しみ、山の恵みを少しだけいただいて帰ることに。今日の収穫は、ススタケとエラ。ススタケは皮ごと焼いてビールの肴に、エラは茹でてマヨネーズと醤油あえ、これもビールのおともに。


投稿者: hangontan 投稿日時: 2014-11-29 18:25:18 (574 ヒット)



お盆の3日間、真砂沢に行ってきた。三ノ窓雪渓など裏から剱を見るのが目的だった。2日目、雪でびっしりと埋まった雪渓、チンネ、八ツ峰が見られて大満足。4日間いるつもりで出かけたのだが、2日目にして、食料がピンチ。軽量化を計りすぎて、食糧計画を誤った。3日目の朝、非常食の山菜ご飯に手をつけた。あとは数切れの菓子パンと干しブドウしかない。とてもあと二日は過ごせない。結局3日目下山。長次郎左又から本峰に出て、別山尾根から室堂に降りた。


投稿者: hangontan 投稿日時: 2014-11-29 18:06:38 (708 ヒット)



































当初、室堂から入山し、チンネを見物しながら三ノ窓尾根をゆっくり登ろうという話だった。でもただそれだけのために、長いアプローチを行くのはもったいない気がする。そこで、立山川から入って、東大谷の右尾根を辿って御前に登ってから剱沢に降りよう、ということになった。離れた二つの雪稜を行くという欲張りな計画、距離的にも、春の縦走としては、これまで歩いた中ではもっとも長い部類にはいる。悪場はそんなにはないだろうと予想されたが、双方とも自分にとっては未知の尾根だけに、楽しみ半分、不安が半分。

 今回のテーマは、登山寿命をいかに延ばすかということ。50台も半ばに迫ったメンバーが二人、あと何年バリエーションに挑戦できるか。自分としてはあと2年、もって3年が限度ではないかと考える。心肺能力、筋力、瞬発力、体力は日増しに衰えていく。怖いというイメージが先に立つ。そんな中で、いかに充実した山行を継続してはいくか。それには、やはり、山に入るしかなく、若い頃とはまた違った積極さが必要となる。また、一人で行こうなどとは、無理というか無謀な話で、その点、仲間となら、理想に近付けるチャンスも生まれてくるのではないかと思う。

 そして、今回のミュージックテーマは尾崎豊とアンジェラ・アキ。登攀中にいつも頭の中で流れていた、叫んでいた。


5月2日 快晴 馬場島〜立山川〜東大谷〜右俣〜右尾根〜2200達達

 前日、何が当たったのか一日中ひどい下痢。夜中も眠れず、結局一睡もせぬまま家を出ることになった。馬場島の駐車場は満杯。歩いているうちに、お腹は次第に収まっていった。この時期の立山川は初めて。目指す尾根がはるか遠くに見える。毛勝谷を過ぎる頃、10年くらい前に、夏に遡行したときのことを思い出す。ハイライトは高巻時に起こった。懸垂の途中、H君が荷物の重みでバランスを崩し、逆さまになった。そして、そのままの体勢で頭を下にしながら降りてきた。のちに、語り草となった逆さ懸垂。あのときの崖はこの辺りであったか。

景色を眺めながら、話しながらテクテク歩いていると、いつのまにか東大谷出合。広々とした気持ちのよい場所だ。思ったより早く到着。ここから見る剱は初めてなので新鮮に感じる。いくつもの尾根が上に伸びている。反対側にはテングズダンスホールから奥大日。谷に入り、ちょっと進むと目指す尾根が近付いてくる。右俣に入りさらに進み取付きを探す。末端からよりは、2つ先の支尾根を廻り込んだ辺りが良さそうと見当をつける。

緩やかな斜面から尾根に取付く。トレースはなく我々だけの世界だ。ただひたすら足を上げ、3日前に降った新雪をラッセルしながら前に進む。グズグズ、ゴボゴボ。主稜線に出てまもなく10辰曚匹離淵ぅ侫┘奪検⇔沼Δスッパリと切れ落ちている。先も細い。ここはロープを出して、慎重に通過。結局、この尾根でロープを出したのはここ一箇所だけであった。無風快晴、360度の大パノラマを楽しみながら快適な雪稜を行く。14時頃から天場を探しながら先を伸ばす。まっ平らな絶好の候補地を通り過ぎ、もうワンピッチ。雪壁とまではいかないが急な斜面の手前、比較的傾斜が緩やかなピークを整地して、天場とした。

 今回の酒は300mlのウイスキーだけ。冬に2リットルの酒を持ち込んでバテバテになったのがひんしゅくを買い、今回は軽量化を計って、ビールもやめにした。だが、他の二人はビールをガッポリ。やいのやいの言われながらも、お情けを頂戴し、ご馳走になった。うまい!18時からカレーを食べ始め、19時半にはシュラフに潜り込んだ。

5月3日 快晴 2200達達咫叢御前〜剱沢〜近藤岩〜三ノ窓雪渓〜三ノ窓尾根〜2200達達

 5時出発。昨夜は爆睡した。山に来て、これほどよく眠れたのは記憶にない。体が軽い、気分もすっきり。いつもは眠りが浅く、起きてから、だるい気分で朝の支度をするのだが、今日は快調。山で寝れるとはこんなに気持ちがいいものなのか。当然、足も軽い。昨晩と今朝の食糧が減って、荷が軽くなったせいもあるが。

昨日、急な雪壁と見えたところはさほどでもなかった。雪の具合もちょうどよく、快適だ。ワンピッチ登ると、尾根もハイマツが混じるようになり、少しの岩場も出てきて、旅も終盤に差し掛かってきていることを知らせる。谷のど真ん中を行くこの尾根、左に剱、右に奥大日を従え、この歩きが永遠と続けばいいのにと、明らかにハイな気分。そんな思いに浸りながら攀じっていると、ふっと、別山尾根の稜線に出た。あっけない幕切れだった。これで第一幕の終わり。

剱沢に降り立ち、次の目標、三ノ窓尾根を目指す。長い、長い緩やかな下り。雪の上だから、足を前に差し出すだけで自然に下っていける。だが、登り返しとなると意外と辛い。ここを登り返すときは、たいていは日程を終えたあと、あるいは下山日となる。体力も消耗しつくし最後の頑張りとなるからだ。数年前、H君と来たときも辛かった。あの時は、赤谷山からの縦走を終え剱の山頂を踏んでから、早月尾根に向かうところ、なぜか別山尾根に迷い込んでしまった。ガスがかかり、ミゾレ混じりの雨風に叩かれながら、這うようにして下山口を探していて、気付いたときは平蔵のコルへと向かう梯子場だった。そのときはもう引き返す気力もなく、そのまま降りていって、コルから平蔵谷を下っていった。剱沢に降り立ち、御前乗越まではすぐだと思っていたのだが、そうではなかった。視界も効かず、雨風の中、寒さに震えながら登り返した。歩いても、歩いても小屋は見えてこない、結局この登り返しが山行中の核心部となった。ほうほうの体で小屋に辿り着いたときは、もうそれ以上歩けなくなっていた。

 閑話休題。剱沢で、登り返してきた一人の若者に声をかけたら、なんと直前に雑穀で知り合いとなったクライマー君だった。昨日源次郎尾根中間部でルートを見誤って、敗退してきたのだという。真砂沢に着いたのは夜の10時半だったとか。始点のない垂直の雪壁を下ってきたのは、それはそれですごいことだ。次にエールを交したのは、男女二人のパーティー。小窓尾根をやってきて、これから前剱東尾根を目指すのだという。若い二人は、はち切れんばかりの笑顔が印象的。目が生き生きと輝いている。我らが行く先を告げると、「またマイナーなー」と返された。真砂沢を過ぎたあたりで女性の単独行者と出会う。仙人山から下ってきたその人はデカザックにカメラの三脚を結わえている。この暑さの中、冬用のヤッケとフードで完全防備。日焼け防止も大変だ。

近藤岩付近は雪もビッシリ残り、なんなく対岸に渡れる。三ノ窓尾根はもうすぐ。三ノ窓雪渓に入ると、すぐに目指す尾根が見えてきた。進むうちにおのずと、尾根末端の丸山に向かうルートに導かれる。この丸山は仙人山付近も見渡せ、八ツ峰も眼前にあり、絶好のキャンプサイトである。以後ずーっと、八ツ峰と仙人山を目にしながら登行を続けこととなる。尾根に乗ったし、あとはただひたすら歩くだけ、と多寡をくくっていたが、これが大間違いだった。丸山から少し進むと、右側からのトレースと合流する。これまでトレースがなく、ゴボリ気味の雪質だっただけに大助かり。それにしてもこれはどこからのトレースなのかといぶかった。小窓からきたものなのか。トレースを辿り、一登りすると平坦な大地に。高度計は2100檀婉瓩鮖悗靴討い襪、地形状からは2200辰諒臣鈎呂砲盪廚┐襦テント場には適地なのだが、時間もまだ早いので先に進む。そこからすぐ、尾根の右側から乗越すようにしていくと、やや痩せた尾根となる。雪の状態としては最悪で、いつ足場が崩れてもおかしくない。ロープを出して通過することにした。ワンピッチ終えて、思い悩む。目標となるピークまでは全ピッチロープのべた張りで行かねばならず、あと2時間以上は見込まれる。あそこまでいって、果たしてテントを張る場所があるのか。先が読めない。明朝、雪の締った時間に行けば、いまよりマシではないか。そう考えると、一旦引き返し、さっきの台地まで戻るのがベストと判断した。

このテン場は最高、別天地。熊の岩が天国なら、ここは極楽。平の池の大地にテントが一つぽつねんとある。八ツ峰を行くパーティーが見える。テントの中でつまみを肴に、まったりとした時間を過ごす。ただ、心配なのは残りの500叩どんな雪稜が待っているのか、データが無いだけに不安も少し。

5月4日 晴れ時々曇り 2200達達咫岨哀料襦礎咼涼〜ゴルジュ〜馬場島

 夜中動物の気配を感じた。テントのすぐそばまで来ていたような気がする。また、いつものように眠れない夜を過ごす。昨日あんなによく眠れたのに、不思議だ。何がどう違うというのだ。雑炊をかき込み、4時50分に出発。

雪は予想していたほど締まってはいなかった。それでも、昨日の昼よりは少しはマシ。ロープを張りながら、ピッチを切って、着実に進む。先行者も同様なようで、ピッチの切り方がまるで同じ。昨日は厄介と思われた斜面も、近付いてみれば何とかなる。予想通り2時間かけて、登りきったピークに出てみて、ビックリ。小窓雪渓側の尾根の斜面を切り取ったところにテント跡があった。彼らもまた、ここから先が読めなかったのか、時間切れとなったのか。

雪の状態はあまり良くない。踏んだそばから崩れていく。それとも、春山とはこんなもんだったのだろうか。予想していた以上に難渋し、時間がかかっている。この地点より先はエスケープが見込めそうにもない。だが、予備の食糧もあるので、何とかなるだろうと、先に進むことにした。ここからもトレースに助けられた。それにしても、こんなマイナーなルートを行くのはどこのパーティーなのだろうか、もしかして地元のG会ではなかろうか、そんな考えが頭をよぎる。ロープを出すごとに確実に標高が上がっていく。チンネが次第に近付いてくる。左稜線を行くコールが聞こえる。最後と思しきピークを越えると、ようやく安全地帯となる。今日はいったい何ピッチロープを出したのだろうか。覚えがない。20ピッチ近くになるだろう。こんなべた張りは経験がない。

 三ノ窓までは緩やかな斜面が続く。途中先行者のテント跡があった。彼らはこの尾根で2泊したようだ。三ノ窓からは早い。一気に二股まで駆け下る。その先が気になっていた、ゴルジュ。初めて通ったが、うーん、なんとも言えない。上から降ってきた小岩石が散らばっている。いつこれに当たるとも限らない。ロシアンルーレットのような気分。降っては来ないだろうと何の根拠もない確信でさっさと通り過ぎた。白萩川に出てしまえば、もう安心。馬場島まではすぐそこだ。

 3日間で2つの雪稜をこなして来れて、大満足。疲労の度合いも少ない。一昨年から再び雪山に挑戦し始めて、少しずつ感触を取り戻しつつある。今回はある程度、自信にもなった。自分にとって成功のカギは、軽量化に努めたこと。一切の無駄を省いた(ビールまで省略したのは反省点)。今回のためにザックも新調したが、背負いやすくて正解だった。あと何回行けるかわからないが、機会があれば、また仲間とともに挑戦してみたい。自分らで行けるところがあるはずだ。


投稿者: hangontan 投稿日時: 2014-11-28 18:35:14 (563 ヒット)

春にこの尾根を登ってみたかった。
剱沢を早出し、その日のうちに下山した


投稿者: hangontan 投稿日時: 2014-11-27 19:02:24 (561 ヒット)

六峰フェースの岩登り、チンネを楽しみに出かけた。
しかし、二日目は雨。朝方は行動不能なほどひどい降りではなかったので、八峰の縦走に出た。だが、途中から本降りになる。なんとか頭まで登りきり帰幕したときは濡れネズミ状態。これで皆のモチベーションは一気に下がった。テントの中も暗い雰囲気。翌日天候は回復したものの誰も登りに行こうと言い出さない。即下山と決めた。なんとも後味の悪い山行となった。








投稿者: hangontan 投稿日時: 2014-11-27 18:56:31 (598 ヒット)

誘われて池ノ谷へ。
池ノ谷二俣はさながら竜のアギト。雪渓は氷のように硬く、なまくらアイゼンでは歯が立たない。



投稿者: hangontan 投稿日時: 2014-11-26 18:03:03 (518 ヒット)

天候が芳しくなく、登攀当日も朝方雨が残る。晴れ間を待って遅出。まだ乾ききらない壁を登る。時間が足りず、またルートが判然としないため途中よりエスケープして稜線に出る。














投稿者: hangontan 投稿日時: 2014-11-25 18:22:11 (583 ヒット)

この時期に早月尾根から登ったのは初めて。


投稿者: hangontan 投稿日時: 2014-11-25 17:54:13 (629 ヒット)

大日から入り、剱沢で幕営。別山尾根から本峰に立つ。早月尾根を下った。


投稿者: hangontan 投稿日時: 2014-11-14 18:44:26 (669 ヒット)

三度目のナントカで、今度こそはと4人で臨んだが、またしても敗退。
12/31 小又川の途中から雨模様となり、いつの間にか本降り。取り付きに着く頃やっと雪となる。時期はずれのこの雨で、一気に気分が萎えてしまった。シュラフまでびしょ濡れではしょうがないか。
1/1 予定ではベースを上げることになっていたが、一度は試してみたかった取り付きからのアタックを敢行した。意外にも雪は深い。昨日の雨は上部では雪であったらしい。1850メートルあたりで時間切れとなり引き返す。
1/2 重い気持ちで下山。早出して昨日のトレースを利用すれば、主稜線を超え、かなりのところまで行けたであろう。だがこの案を思いついたのは小又川をスキーで下っている最中だった。






























投稿者: hangontan 投稿日時: 2014-11-14 18:43:12 (642 ヒット)

久々の山ノ神、二人で取り付いた。初日コット谷出合付近でガスにまかれホワイトアウト。あらぬ方向に進んでいた。二日目の夜1650m地点、ドカ雪にあって萎えてしまった。三日目、トレースが消えてしまったどころか、胸つく新雪。幾度か尾根を間違えながら、ほうほうのていで引き返した。しかし、途中の川原までが精一杯。もう一泊することになった。























投稿者: hangontan 投稿日時: 2014-11-14 18:41:41 (694 ヒット)

11月に偵察したときは、昇竜谷のF1も見学に行った。
さて、本番は1950メートルと稜線まであと一歩のところで敗退。だが、楽しく思い出の残る山行となった。









































投稿者: hangontan 投稿日時: 2014-8-9 17:18:15 (835 ヒット)

同行者:Y

馬場島から白萩川そして小窓乗越までオロロに付きまとわれひどい目にあった。乗越からは猛烈なヤブ。ハイマツ帯に出てやっと視界が効いてくる。池ノ谷乗越から長次郎雪渓を下り剱沢のキェンプ場へ。今度は源治郎尾根を登り早月尾根を下った。


投稿者: hangontan 投稿日時: 2014-8-9 16:39:39 (590 ヒット)

同行者:Y

初日、ドーム稜目指し三ノ窓まで。椅子ぐらいの大きさの落石が、雪渓上を音もなく転がってくる。翌日雨のため登攀を断念。早月尾根経由で下った。










投稿者: hangontan 投稿日時: 2014-8-8 18:37:50 (561 ヒット)

熊岩ベース。4日間で5本のルートを楽しんだ。
一日も雨に降られず快適なキャンプ生活だった。
同行者:H


投稿者: hangontan 投稿日時: 2014-6-22 18:13:58 (533 ヒット)

同行者 A

三枚滝見物のあと、川原でビバークし黒村谷へ向かった。
前日の雨も止み、水はかなり引いている。想像していてたより楽しめる谷であった。遡行途中、谷に沿って走る林道に遭遇し唖然。帰りはこの道を利用する。千石川三枚滝のヴューポイントのおまけまでついていた。


投稿者: hangontan 投稿日時: 2014-6-21 18:04:54 (548 ヒット)

三枚滝の攻略に出かけた。
ものすごい水量に圧倒された。右手の濡れた壁を人口をまじえてなんとか登りきる。1時間半くらいかかったかな。一段目を越えたあたりに、極太のススタケがあって、川原で焼いて食べた。

その後、大水が出た時にF1の下部は大分埋まったとのこと。






投稿者: hangontan 投稿日時: 2014-6-8 20:23:55 (491 ヒット)

何があるかわからないので、一緒に行ってくれる人を探すのも一苦労。
このときはI嬢と一緒。ジャージーに沢タビが当時のスタイル。手さぐり状態の遡行が続く。

この年は雪が多かったせいか雪渓がずいぶん残っていた。ゴルジュもその雪渓の下。この谷独特の脆岩の巨岩が雪渓上に転がっている。高巻いたり、雪渓の下をくぐったりと変化のある山行だった。最後の高巻きの藪の中には極上極太のススタケがわんさかと出ていた。


投稿者: hangontan 投稿日時: 2014-6-6 21:10:01 (462 ヒット)

雨の雑穀谷を歩いてみた。


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