私が訪れる上州下仁田町は林業の町。街道を行くとあちこちに貯木場や製材所が見受けられます。しかし、バブル後の景気の低迷は林業にも影を落とし、この下仁田町もなかなか機運上昇の打開策を見出せていないようです。その中にあって、成績を伸ばしているのがこの関口さん。自分ちで挽いた板や、それらを使ったオリジナル家具をネットを利用して全国に販売しています。ネットでの商売は誰もが夢見ますが、関口さんはそれを見事に実現させています。ご夫婦の木に対する思い入れ、心遣いがネットを通じて伝わってきます。木に興味があるかたはちょっとのぞいてみて下さい。
WOOD−SHOP 関口
富山県の東部、黒部川の扇状地に位置する入善町。北アルプスの恩恵を十二分に受けたこの町は、名水の里でも知られています。こんこんと流れ出る湧水は古くから町の人に利用され、生活に密着してきました。その水が流れ込む富山湾の海、入善町沖の水深394メートルから取水しているのが、入善町の海洋深層水です。
施設は入善町の海岸のすぐそばにあり、誰でも利用することができます。供給ターミナルには、深層水分水施設があり、原水、脱塩、濃縮した深層水の三種類が利用可能です。10リットル単位で購入でき、10リットルあたり120円です(町外の人)。おかゆを炊いたり、おひたしに使ったりと、利用法は様々。まさに水の恵み、海の恵みに満たされている入善町です
夏バテの状態は漢方でいうところの「気虚」にあたります。「気」とは、生命を維持しようとする基本的な活力のこと。西洋医学的には「消化吸収機能と、摂食行動を含めてそれを司る神経機能の総称」とみなすことができます。そして「虚」とはその機能と量が不足した状態を言います。まさしく夏バテはこんな症状ではないでしょうか。夏バテという病名はありませんが、漢方的な見方をするとよくお判りになると思います。こような状態にはニンジン、オウギが用いられます。またエンゴサク、ダイサン(ニンニク)もこのような胃腸虚弱に適しています。特に高齢者の虚弱状態にはジャショウシが適します。パナワンには以上の生薬が配合されており、虚弱状態を調整するとともに疲れを軽減してくれるのです。
国際人参シンポジウムが大韓民国忠清南道錦山郡 錦山で開催されました。最も多く発表されたテーマが、「ガンの予防効果と再発や転移抑制効果」についてです。なかでも高麗人参(紅参)が、ガン予防に効果が高いという基調講演をした韓国原子力病院、ユン・タイクー博士による「韓国人参栽培地区におけるガン発生率の報告」が目を引きました。そもそも、ガンについての本格的な研究が始まって約50年程度のもの。いまだ完全な特効薬は見つかってないのが現状です。そこで、ガンはまずは予防から・・・の発想から、副作用も考慮し、「人体に安全で人類が古来から摂取してきた高麗人参を選んだ」というのがユン博士の考えでした。実は中国最古の薬学書の中に「堅積(堅いしこり)を破る」と記録が残っていたことから、高麗人参にはガンを予防する免疫力があるはずだという仮説をたてて取り組んだとのことです。
(社)富山県薬業連合会では、地域ブランドの団体商標として「富山のくすり」を申請し。もともと「富山のくすり」のイメージは全国的に根付いており、ブランドとしての評価は高い。商標とすることで、より消費者へのアピールを強化する効果も出てくる。また、「富山のくすり」という商標を誰でもが使用できないことになる。まず手始めに、商品パッケージや宣伝、チラシなどのロゴを統一することから始めることになると思う。しかし、一番の問題は、その商標に隠された本来のブランド力の確保ではなかろうか。ブランドが顕わす品質を確保し、消費者への信頼を裏切らないようにしなければならない。商標にはそれなりの責任も付いてまわる。
今日は北信越(長野、新潟、石川、富山)のくすり屋さんの青年部が一同に会し、ゴミ拾いを行いました。場所は新潟県上越市の高田城址。とてもきれに整備されていて一見ゴミなど落ちていないかのように見えるのですが、その気になって歩いてみると結構目に付くんです。一番多いのがタバコの吸殻、次に飴やスナック菓子の包み紙。フェーン現象の影響で日中の気温は33度にまで上がりました。でも今はすっかり葉桜となってしまった桜の木が程よい木陰を提供してくれて、そんなにも暑さは感じませんでした。公園もよりきれいになったし、すがすがしい汗をかいた一日でした。
富山市水橋地区には9ヶ所の保育所と幼稚園があります。そこへ毎年この時期に、水橋地区のくすり屋さんが薬を寄贈しています。元気一杯伸び盛り、遊び盛りの子供たちは生傷やケガが絶えません。くすり屋さんが届ける傷バンやシップ薬が大働きです。
「先用後利」さらに世界へ モンゴルの成功例報告 (北日本新聞2006/3/17)
モンゴルの首都・ウランバートルで来夏、同国内での配置薬の成果を紹介する世界保健機関(WHO)の国際会議が開かれる見通しとなった。配置薬システムの視察で来県しているモンゴル医師研修団のエンフバト団長(前モンゴル保健省副大臣)らが16日、県庁で会見し、明らかにした。モンゴルでの成功例が注目されていることを受けたもので、富山の「先用後利」がさらに他国で導入される可能性もある。
モンゴルは面積が日本の四倍で、人口は二百五十万人。移動生活を送る遊牧民が人口の35パーセントを占め、地方での保健医療体制の充実が課題だった。二〇〇一年にモンゴル政府から相談を受けた日本財団(東京都港区)が配置薬システムに着目し、広貫堂や富山大和漢医薬学総合研究所、県モンゴル友好親善協会などの助言を受け、モンゴルでの普及を図った。
二〇〇四年度から〇五度まで、約七十五人の医師が分担して五県十五郡にある一万世帯へ、かぜ薬や胃腸薬、止血剤など十二種類が入った薬箱を配布。遊牧民の義理堅い性格もあって代金回収率は75パーセントと高く、配られていない世帯からの希望も相次いでいるという。
WHO国際会議には、アジアを中心に約二十カ国の大臣級が出席。遊牧民は羊毛や肉を売る春と秋しか現金を持たないため、先用後利のシステムが機能していること、薬の利用が増えて医師の往診回数を減らせたことなどが報告される予定で、富山大などの県関係者の招待も検討されている。
日本財団の大野修一常務理事は「離島地域が多いフィリピンやモンゴル周辺の中央アジア各国から、配置薬導入を望む声が上がっている。国際会議は富山のユニークなシステムが世界に広がる好機になるだろう」と話している。
富山県薬業連合会、旧富山医科薬科大学(現富山大学)、富山県の産学官連携で初めて開発した配置用医薬品「パナワン」が平成18年1月13日に発売されました。
パナワンは、薬用ニンジンを主薬に、エンゴサク、ジャショウシ、オキソアミヂン、ゴオウ、コウボク、トウキ、シャクヤク、センキュウ、ケイヒ、オウギの11種類の生薬を配合した滋養強壮保健薬。虚弱体質、肉体疲労、病中病後、胃腸虚弱、食欲不振、血色不良、冷え症などの場合の滋養強壮に効能・効果がある。また動脈硬化などの生活習慣病の予防効果を実験で明らかにした初めての配置薬だ。15歳以上で1回6丸、1日3回食後に服用します。価格は540丸入りで8,820円。
富山市内で開かれた発売発表会で、森政雄富山県薬業連合会長は「パナワンが富山の薬業、配置薬業の活性化の一助になることを期待したい。第二、第三のパナワンの開発も進めたい」とあいさつ。
問い合わせ
富山県厚生部くすり政策課
TEL.076-444-8749
FAX.076-444-3498
http://www.pref.toyama.jp/cms_sec/1208/
愛・地球博に合わせて名古屋は栄での開催となった。場所は若者に人気のロフトビルのナデア・パーク。予想通り若者達で賑わっていた。
ちびっ子たちにはゴム風船が大いに受け、クイズコーナーでは『富山の味』のプレゼントもあって来場者のみなさんも真剣そのもの。