はんごんたん処方箋

足跡掲示板

  • センダ様、発作時の辛さよくわかります。アブレーション技術は目まぐるしく進歩しています。そろそろ自分もと思うのですが、ななかな踏ん切りがつきません。なにせ、なんともないとこきはすこぶる快調なのですから。お大事になさってください。 ( panawang - 2018.09.27 17:45 )
  • 私も心臓の具合悪いです、疲れると(ストレス、暑い夏)心臓が悲鳴を上げます、不整脈と息苦しさ、胸の違和感を感じます。 ( センダカツミ - 2018.09.16 10:08 )
  • Repuさん、ありがとうございます。おかげさまで、発作は収まりまして、軽快に過ごしています。ただ、寝てばかりいたせいか、筋肉がすっかり落ちてしまい、目下復調に向け励んでいます。また、雑穀でお会いしましょう。 ( panawang - 2017.06.16 17:39 )
  • 救急搬送され、その後の経過はいかがでしょうか?決して無理されませんように。 いつも美しい写真、楽しませていただき、ありがとうございます! ( Repu - 2017.06.15 21:59 )
  • float cloudさん、コメントありがとうございます。返事遅くなりました。すみません。過分なおほめを頂き、こそばゆいです。つたない文章ですが、書くことによって、自分の考えをまとめようと努めています。当HPに辿りついていただきありがとうございました。これからもよろしくお願いいたします。 ( panawang - 2016.05.15 19:44 )

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Help にゃ〜ん♪
投稿者: hangontan 投稿日時: 2021-9-11 5:23:21 (88 ヒット)

先日は1400まで上がったので、今日は1600〜1800まで行こうと思った。そしたら、意外と調子がよくて伝蔵まで行くことができた。1900の大岩からが長かった。2000の標識からも長い。池を過ぎ、トウヒの中を縫う道になって、アルミの梯子段を4つ通過して、ようやく伝蔵手前のピークに立つ。

登山口起点 登り3時間40分 下り3時間






















投稿者: hangontan 投稿日時: 2021-8-9 6:02:50 (123 ヒット)



















剱を見に御前乗越まで上がろうと意気揚々としてでかけた。だが、雷鳥沢キャンプ場に着くと、雄山方面に綿をちぎったような雲が出来てきて、いやな予感がしたのでそこから引き返した。引き返した時点では申し分のない天気だったが、室堂に着いたときには空の青い部分がなくなっていた。天狗まで下って、雲が切れるのを待ったが、そのうち雨が降り出してきたので早々と天狗からバスに乗って帰路に就いた。たぶん、御前乗越目指していたらずぶぬれになっていただろう.

朝、立山駅に着くと富山県民感謝キャンペーンの看板が目に入る。バス料金は値上がりしたが、このサービスを利用すると大観峰まで往復5000円ぽっきり。すぐに手続きを済ませ切符を買う。ケーブル、バスともにすいている。

久しぶに見るみくりが池の濃い青碧に目を奪われる。周辺ではチングルマが多くみられるが、やや惚けたハクサンイチゲもぽつぽつとある。ここでどっこいしょと腰を下ろしてしまったのが後に災いした。御前乗越をあきらめ、天狗平とへ向かう道すがら剱を眺めようと思ったが、室堂に上がったときはすでに時遅し。雲が湧きまくっていた。天狗平に向かう道は人も少なくとても静かだ。途中、雷鳥の親子が何かつついているのを見ながら時間を稼ぐ。だがしかし、雲は切れる様子もない。天狗平山荘でも時間をつぶしたが、やっぱり駄目。次回への期待を胸にバスに乗った。


投稿者: hangontan 投稿日時: 2021-8-8 6:50:51 (102 ヒット)













レンゲショウマが自生してるというその山の様子をみてきた。自生してるレンゲショウマは初めてだったが、本当にあってちょっと感激。まだ花芽は小さく丸い玉ころ。開花まで2週間前後といったところか。

二度上峠の登山口の標識では山頂まで90分とある。2時間もあれば登れるだろうと、ゆっくり歩きだす。最初は背丈ほどある草地に掘られた流水溝のような道をいく。レンゲショウマはその草地をしばらくいったところに自生していた。そこを過ぎると、丈の低いシノザサに覆われた斜面に作られた登山道になる。傾斜は緩く、日も当たらず、歩きやすい。タマゴタケでも生えてないかと探したが、見当たらなかった。

眺望は最後まで効かない。しかし、山頂の稜線に出るといきなり絶景が飛び込んでくる。中でも浅間山の眺めが絶品であった。山頂付近はシモツケで賑わっていたが、アヤメ、オニユリも咲いている。久しぶりに出会ったマツムシソウが北アルプスの稜線を思い起こさせてくれた。

登山口起点 山頂まで1時間10分


投稿者: hangontan 投稿日時: 2021-6-16 14:43:15 (145 ヒット)

先だって見つけたニンニク畑がどうなっているのか、その様子を確かめに出かけた。現地に着いて、びっくり仰天。その谷はウドの畑と化していた。それも極太極上のものばかり。畑というよりは林。一目千本のウド谷だった。だが、肝心のニンニクは消え失せていた、それも一つ残らず。この前は、小さいのは残し、葉っぱが複数のものも一枚は残すようにして採ってきた。奥の方にも見えたが、泥付きの斜面はアイゼン無しでは不安だったので、それも放置してきた。しかし、それらすべてが消失していた。不思議で、不思議でたまらない。イノシシかシカか、はたまたクマの仕業か。一番考えられるのは人間の仕業だろう。

もしかしたら、私が偶然見つけたそのニンニク畑は誰かの「シマ」だったのかもしれない。私が入った直後にその人がやって来て、人の入った気配を感じ、根こそぎ採っていった。あるいは、私が夢中になって採っていたところを誰かに見られたのかも。はたまた、痕跡を残さないようにカモフラージュしてきたつもりだったのだが、誰かに気づかれたのか。

目を皿にして、谷を行ったり来たり。1時間近く探し回ったが、根っこの痕跡すら見つけられなかった。それにしても、この徹底ぶりはなんなんだ。仮に、葉っぱだけ全部採ったとして、根っこさえ残っていれば、来年また出てくる可能性もあるのに。根っこまでほじっくていくとは。とある山の話を思い出した。そこは一般の人も通る登山道の近くらしいのだが、斜面全体にニンニク畑が広がっていたそうだ。それが、たった2年で全滅した、とのこと。真実はいかに?来年またここに来て確認してみよう。

そうはいうものの、この谷は良質のウルイ、ウドの宝庫。それだけでも来てみる価値はある。



投稿者: hangontan 投稿日時: 2021-6-16 14:28:49 (114 ヒット)





ワッハッハー、やっと見つけた。自ら見つけたのが何よりもうれしい。長年探し求めていたが、巡り合うこと能わず。しかし、ついに我が手中に。昨年、極上のマイタケに遭遇したときもうれしかったが、今回はそれ以上のうれしさ。達成感と満足感で心躍った。富山の場合、奥山でなければ無理でないかと、半分あきらめていた。それだけに喜びは大きい。

きっかけは一枚の写真。山から帰ってからデジカメ画像を見ながら一日を振り返っていた。その風景の一部に目がいった。そういう目で見なければただの草付き斜面。その一角に目がいく。画像を拡大して確かめようとするが、粒子が荒く、それらしき雰囲気はあるのだが、確信がもてない。なにしろ、自生しているところは見たことがないのだから。それと似た毒草も周辺に確認できるので、やっぱり違うのかなとの思い。これは、もう一度行ってこの目で確認してみるしかない。しかし、その場所は単独となれば雪渓の残る時期に限られる。なら今のうちだと思い、出かけることにした。ピッケルを頼りに雪渓から草付きを登り、まず肉眼で確認。この時点で99パーセント確信。そして、一葉を摘んで匂いをかいでみる。わーっ、くさい、ニンニクの香りだ、やったぞ。達成感と喜びが全身を駆け巡る。畑とは言い難いが、自生場所はそれなりの群落となっている。上部まで行って刈り取りたいところだが、事故という前科があるので、それは自重し、無理はしないことにした。


投稿者: hangontan 投稿日時: 2021-6-11 6:43:18 (140 ヒット)





















早月尾根で「つま先下がり」だと登りの違和感がかなり軽減されるという感触を得た。そこで、靴底に中敷きとして、踵部分だけ高くすればよいのでは、と思って、使わない古い中敷きをハサミで適当に切って、右足にだけ敷いてみた。
これがまた、大ヒット。上りの違和感はさらに軽減された。踵部に木の根や石を置くつま先下がりも手伝って、効果絶大。山頂まで、これまでにない歩き易さだった。ただ、中敷きを切って挟んだだけなので、端っこが土踏まずに押し当てられ、体重を乗せたとき、わずかの痛みというか違和感がある。
家に帰ってから、ネットで調べたら、その部分を薄くした既製品が売っていた。もう少し踵を高くしたいし、試してみる価値はある。ただ、長丁場や下りのとき大丈夫かなという思いはある。

馬場島駐車場起点 東小糸谷経由 山頂まで3時間10分
残雪を考慮して、ピッケル、アイゼンを持っていったが、必要なかった。カメラにレンズ2本も持ていったが、レンズ交換している余裕もなく、これも考え直す必要あり。水は1リットルで足りた。


投稿者: hangontan 投稿日時: 2021-6-11 6:35:19 (146 ヒット)





















先日大雨が降って、ブナクラ谷の支谷の状態が悪化して、渡渉に手間取りそうなので、早月尾根の散策に出かけた。今回はサポーターを付けないでどこまで行けるか、その試しでもある。これまでの経験上、2時間も歩けば、側副靭帯付近がだるさから痛みに転じてくる。そうなると先が見通せないから無理はできない。

思い出したのが、しゃがんでからの立ちこみ。左足だと手で何かに掴りながらだと、きついながらも、立ちこみはできる。それが、右足だと全く上がらない。細かくいえば、始動ができない。10度くらい持ち上がってからだと、その後は問題ない。そこで、外側内側の両方で試みた。外側で立ち上がろうとすると、同じ状態。やはり、側副靭帯の一部が切れているか、緩んでいるかしているのだろう。内側立ちだと左足同様に立ちこみは可能。

そこで、歩きにこれを応用してみた。まず、親指・踵ラインに重心を置く。急登のときは、がにまた気味にして、側副靭帯へのを負担を避ける。石や岩、木の根などがあるときは、そこに踵を乗せ、つま先下がりとする。この中で、一番効果があったのは、最後のつま先下がり。膝曲げから立ちこみの始動のときに感じていた痛みがかなり軽減された。その状態で最後まで歩き通して、下りもサポーター無しで済んだ。家に着いてからのアイシングはいつも通り。

馬場島駐車場起点 2100まで3時間10分


投稿者: hangontan 投稿日時: 2021-6-11 6:20:34 (125 ヒット)


















前回、戸倉谷の大滝に出会ったとき、あまりにも豪快な滝のスケールに圧倒されてしまった。カメラの導線は自然とその滝の流れに向かう。両脇の岩壁もフレームに入れようとするのだが、落ちてくる水の流れがどうやっても白飛びしてしまう。フィルターも三脚もないので仕方のないことなのかもしれない。あれもこれも欲張った結果ともいえる。その反省を生かして、欲張らない構図でもう一度滝をカメラに納めたかった。

馬場島駐車場起点 戸倉谷まで2時間30分


投稿者: hangontan 投稿日時: 2021-6-11 6:14:42 (141 ヒット)















ブナクラ谷に入るのは3年ぶり。昨年は小ブナクラ谷のシラネアオイを見に行っただけで、その先は気が重かった。3年前のことがどうしても引っかかる。あれは運が悪かっただけ、とはなかなか心の切り替えができない。

十年ほど前、心房細動からくる頻脈発作が出だしてから自分の山は変わらざるを得なかった。仲間との行動は控えるようになって、必然単独行が主になる。となれば、行動範囲は限られてくるし、山中で体調の変化が現れたときはすぐ撤退というパターンで来ている。それでも、多少の無理をしなければ登れない山もある。その無理がいつまで続くかだましだましの期間が続いた。事故はそんな矢先の出来事だった。もう、終わったと思った。

しかし、2年半経った昨年の秋、ようやく傷も癒えてきた頃、なんでもない平地で転んで、同じ膝をひねってしまった。皿を割ったことを思えば、たいしたことないと思っていたが、甘かった。受傷後のリハビリ過程では経験しなかった痛みと症状に悩まされた。何をどうしても改善しない。調子が上がってこない。なにしろ、走れない。2年半かけてようやく全速で走れるまでになって、あとは、体力と筋力をつけるだけ、と思っていたのに、また振り出しに戻ってしまった。あれから、半年。いろいろ試してみたが、良くなる端緒が見いだせないままの現在がある。

そんなことだから、ブナクラ谷に足を踏み入るには、モチベーションがなかなか上がらない。でも、少しずつならできるかも、ダメでもともと、深入りはしない。という気持ちで一歩を踏み出すことにした。

白萩川ゲート起点 大ブナクラ谷まで1時間 戸倉谷まで2時間
出だしから足が重かったのでスローペース。目に写るものすべて新鮮だった。


投稿者: hangontan 投稿日時: 2021-5-27 10:18:30 (151 ヒット)



















カタクリ、サンカヨウは姿を消し、ツツジやコブシが緑のなかに鮮やかに映っている。ゆっくりとではあるが、足て蹴り上がるというよりは「足を置く」ことに意識して登れば、痛みを感じなく行動することができる。しかし、急登ともなればそうもいかず、違和感が増してくる。1200を過ぎてからサポーターを履く。一時的には楽になるが、だんだん締め付け感が増してくると、それが痛みに変わってくる。しかし、半年前に苦しんだほどの痛みはない。ゆっくり歩くので、心臓への負荷も少なく、心房細動を誘発する要因減にもなっているようだ。1700を過ぎると雪がべったり状態となり、アイゼンがないのでそこで行動を打ち切った。ここまでくるとダケバンバの猛々しい姿が見られる。剱日帰りの単独行者が降りてきたので話を聴くと、2700斜面が凍っていたのでそこから引き返してきたのだそうだ。そして、走るように下っていった。

登山口起点 1700から1800の間まで 3時間


投稿者: hangontan 投稿日時: 2021-3-13 5:29:37 (145 ヒット)

膝のことは気をもんでばかりもいられないので、自分の在るがままを認めようと思って出かけた。
伊折橋を渡ったところに駐車。取付きの急登は雪が切れている。登り切ったところからアイゼン歩行。上り下りのトレースがたくさんあり人気のほどが伺える。1100からの最後の登りがきつい。膝が半分バカになった感じで登りきる。それにしてもここからの眺めは素晴らしい。

写真をバチバチ撮っていたら、急にメモリー異常となって、シャッターが切れなくなった。一昨日歩いたときも同じ不具合が出た。メモリーの問題なのか、カメラ本体の問題なのかわからないが、メモリーのスペアは必携と感じた。

取付きから山頂まで3時間。3年前(2018/3/31)は写真を撮りながら2時間15分で登っている。昨年10月に脛をぶつけた不具合が尾を引いている感じ。はたして4月に大熊山に登れるのか、悩ましいところ。




















投稿者: hangontan 投稿日時: 2021-3-13 5:18:39 (136 ヒット)

気持ちのよいトレッキングを楽しんだ。
一旦、大熊谷から730のピークに上がり剱の眺望を楽しんだ後、いつもの場所まで。
往復7時間。

途中でスノーシューが壊れた。自分の足の方が先にダメになるかと思っていたら、こちらの方が先だった。昨年、ストラップが劣化したので数千円も出して取り替えたばかり。今回は、靴を包み込むプレートが破損。これも経年劣化。この部分は交換できるのだが、前年調達したストラップの互換性が無いため、ストラップも併せて交換しなければならない。ショップでの見積もりは3万数千円。あと1万円出せば新品が買える。とりあえず今回は見送ることにした。
























投稿者: hangontan 投稿日時: 2020-12-30 18:14:05 (174 ヒット)











前々から気にはなっていたのだが、なかなか行けずにいた。今回カミさんのリクエストがあったので行ってみることにした。ダムに至る角川沿いの鹿熊集落は思っていた以上に栄えていた。もっと閑散とした山里を想像していたが、立派な家々が連なる。意外であった。
角川ダムからも道は城跡へと続いているが、駐車スペースがあるかどうかわからなかったので、ダム沿いの広場に車を止めてそこから歩くことにした。ちょっと歩くと道標があり山道へと導かれる。城址までの道はよく整備され、ほぼ100パーセント杉の植林帯。低山なのでしかたないが、もうちょっと雑木を残しておいてもよかったのではと思う。一汗かいたころ、松倉城があった山頂に着く。
山城跡だけあって、地形をよく考えて造ってある。本丸跡はちょっとした台地になっていて、そこだけは杉がない。それどころか、立派なヤマザクラが幾本も立っていて独特の雰囲気があった。剱が見えたのは良い誤算だった。僧、毛勝、釜谷の稜線も顔を覗かせる。きょうはあいにくの高曇りですっきりとしない景色だったが、もっと好条件の日にまた訪れたいと思った。特にヤマザクラが咲くころには是非とも来てみたい。

ダム横車止め起点 登り1時間30分 下り30分


投稿者: hangontan 投稿日時: 2020-12-24 18:16:04 (188 ヒット)





















朝起きて新聞を取りに出たときは小雨が降っていた。朝食を食べ終わるころには明るくなって来て、雲間に青空も見受けられる。天気は回復傾向にあり、雨はないだろうと思って出かけた。
伊折部落の単管ゲートからさらに除雪してあったが、本ゲートまでの状態と車を置くスペースが確保されているかどうかわからなかったので、伊折部落から歩くことにした。空は雲が広がったり、晴れ間が出たりと目まぐるしく変わる。除雪は小又橋手前300メートルくらいで止まっている。右手林道の谷止め工事がなかなか終わらなかったためだ。今日は現場に残してあった重機などを撤去して、来春また仕事にかかるのだそうだ。おかげで、ラッセル無しの歩行がだいぶ稼げた。
ここからスノーシューを履いたが、このところの冷え込みが緩かったので、雪は重たい。だが、歩くにつれて青空がだんだん優勢になってくると、心も軽くなる。一汗かいたころ、ゾロメキを過ぎてカーブを曲がった撮影ポイントに到着。撮影対象としての剱のコンディションは申し分のない好条件だった。時間帯もちょうど陽が傾き始めたころで、ちょうどよかった。この時期は遅出の方がよい場合もある。黎明の時間帯と昼過ぎのどちらかだろう。
ひとしきり写真をとってから陽の当たるところまで下って、昼食とした。

伊折単管ゲートからポイントまで2時間 帰りも2時間
膝の状態はよくない、抜ける感じと力が入らない状態が固定したまま


投稿者: hangontan 投稿日時: 2020-12-10 18:35:32 (180 ヒット)





















前回、土倉山へ行ったとき、装具で固めても膝の皿が下の方へずれるのを確認した。固く締めても同じで、きつさが増すだけだった。そこで今回は、テーピングで皿を上の方に引っ張るようにしてみた。膝回りの締め付けはないので、走ることには難があるが、ゆっくり歩くには装具で固定するより楽だ。
ゲートからの道中、全く雪がない。難なく中山登山口に到着。時間も早いので、試しに登ってみることにした。雪が出てくるのは頂上稜線に上がってから。山頂付近ではくるぶしまでの深さ。膝の緩みはぬぐえないが、これくらいの登行差なら、ごまかしごまかしなんとかなりそうだ。膝蓋骨と膝関節の一体感さえ戻れば御の字である。

中山登山口から山頂まで1時間20分 ゲートから往復7時間(たっぷり写真を撮った)


投稿者: hangontan 投稿日時: 2020-12-8 10:48:09 (208 ヒット)









故障した膝と同じ足の脛をぶってから1ケ月半。触診では靭帯に大きな損傷があるとは思えないとの診立てだが、違和感が抜けない。膝蓋骨が若干下の方に移動した感覚で、直立しようとすると、負荷を感じる。無理して膝を伸ばそうとしている感じ。寝っ転がっての曲げ伸ばしには問題はない。階段の上り下りは膝が抜ける感じで、それを無理やり保持しようとすると疲れと痛みが膝の上部を中心に出てくる。そんな症状がっ固定してしまった感がある。2年半前に骨折してからの回復過程には感じなかった不具合。器質的に異常がないのであれば、1ケ月半もすれば、大概の怪我は治ってしまうであろう。それが、不具合が固定してしまった感があるのだから、余計、深刻に思ってしまう。

となれば、いつまで待っても良くなる見込みはなく、いかにこの症状をキープしながら登る方法を確立していくしかない。もしかしたら、山行を重ねていくうちに変化がみられるかもしれない。との思いで再びリハビリ山行開始。膝蓋骨を割ったときに使っていた安定感のある装具でがちがちに膝を固めて登ることにした。

久しぶりの土倉山はしっかりと夏道が付いていた。登り始めの急登にはロープが設置しあり、目印のマーキングも要所に見受けられる。踏み後はどこまで続くのかと思っていたら、どんどん上の方まで続いている。夏道には落ち葉が溜りとても歩きやすい。膝の調子はというと、抜けはあるが、装具のおかげでなんとか行ける感じ。

取付き付近は全く雪がない。1000付近から雪が付き始め、前日のものと思われるトレースも現れる。この頃から、膝蓋骨と膝の一体感にぶれを感じ始める。装具をきつく締め直して再スタート。抜け感は和らぐが、締め付け感が強く長く持たない感じ。1100、最後の急登手前でくるぶしまでの雪となり、膝の負担も重くなってきたので行動を打ち切った。

無理をし押しての登行だったが、スタート地点に立った手ごたえはあった。2年半かけて順調に復活できたと思っていた矢先の事故だっただけに、ショックは大きいが、現実を直視してやっていくしかない。

取付き起点 1100まで1時間半 下り1時間


投稿者: hangontan 投稿日時: 2020-11-20 18:14:32 (214 ヒット)





























10月19日、山から下りてきてから時間があったので、写真を撮ろうと思って、河原に降りた。よい撮影ポイントを探して歩いていたら、スパッツの紐が枯れ枝に引っかかって、バランスを崩し前のめりに倒れ、脛を岩角に強打した。カメラの付いた三脚を抱えたままだったので、重心が不安定になったのだ。両手が自由なら、手でかばうことも、倒れないように平衡を保つこともできたろうに。

そのときは、脛の打撲だけで、膝をぶつけないでよかった、と思っていた。痛みは打撲した脛だけで、他にはなんの異常もなかった。しかし、1週間して脛の痛みが柔らで来た頃から、膝に突っ張りを感じるようになり、そのうち、膝の外側の張りと痛ただるさが出てきて、しまいにはヤメル痛みに変わっていった。

サポーターをして歩いても膝の抜け感と外側の張りと痛みは解消しない。それどころか、一日終って、サポーターを外すと、重みと痛だるさが増してくる。

ということで、この日も1900の大岩まで上がりたかったのだが、1600まで痛みをこらえて歩くのがやっとだった。そして、降りてきてから、痛みで満足に歩くことすらままならなかった。

その後も膝の痛みと抜け、外側の張りと痛みは解消せず、むしろ悪化していく感さえあった。たまらず医師の診断を仰ぐことに。診立ては、腸脛靭帯の損傷ではないかとのこと、脛をぶった後、筋トレをのやりすぎで負担がかかり、炎症を起こしてしまっていたらしい。膝の皿を割ってから、2年半かけて順調に回復してきたが、この一瞬で振り出しに戻ってしまった。


投稿者: hangontan 投稿日時: 2020-10-23 10:24:26 (235 ヒット)

先だって見逃した紅葉が見たくて山に向かった。
あいにくの曇り空。空気も湿っていて、山の彩も落ち着て見える。だが、それはそれで、しっとりとした雰囲気があり、わびさびの風情が楽しめた。1900付近の葉っぱはすでに散っていて、冬をまつばかり。1600付近がちょうど見ごろだった。光のない紅葉をうまく表現できれば、新境地が見いだされるのではないかと思った。

登山口起点:1900大岩直下直下まで 2時間30分
























投稿者: hangontan 投稿日時: 2020-10-23 10:16:28 (208 ヒット)

紅葉を確かめに山に向かった。
快晴のもと、いつもの場所で日の出前の清々しい姿を1時間ばかり撮っていたのがいけなかった。高度を高度を上げるにつれて、雲の筋が増えてきた。これはいい感じかなと思っていたのがまさしくぬか喜びだった。目的地1900付近に着いたときがその頂点であった。そこに休憩してた登山者と話を交わしながらザックからカメラを出していると、みるみるうちに山々はガスに包まれていった。小一時間ばかし待ってはみたものの、一向に晴上がる気配がない。もう一度来ることを胸に記して下山することにした。ナメコは例年より10日から2週間くらい遅いようだ。

登山口起点:1900大岩直下まで 2時間40分


























投稿者: hangontan 投稿日時: 2020-10-6 5:59:33 (205 ヒット)

剱を見に行った。立山駅に着いたのが7時過ぎ。すでに長蛇の列。室堂に着いたのが10時45分ごろ。それでも剱を眺められたので満足、満足。久しぶりの室堂は遠い昔の山を思い出させてくれた。

今年の紅葉はハズレ。室堂から天狗、弥陀ヶ原にかけての色付く木々は葉っぱが枯れている。たぶん、8月の高温と小雨のせいだと思う。遠目には色付いているように見えるが、全体的にくすんでいる。


























投稿者: hangontan 投稿日時: 2020-8-23 10:50:28 (218 ヒット)

先日探し当てたウメバチソウ。ならば、高度が同じくらいであれば他でも咲いているのではと、山一つ隔てた谷に行ってみた。

目当ては標高1000メートルくらいの水場がある場所。見当をつけてその辺を歩いてみたら、何やら白っぽい花が草地の中で群生しているのが目に入った。もしやと思って、近くに寄ってみてびっくり、そこは一面ウメバチソウのお花畑だった。それもかなり広い範囲。これは驚愕としか言いようがない。

けっして水場があってぬかるんでいるわけではないのだが、園芸用に使う鉢底軽石くらいの大きさの礫岩が堆積した上に苔が生えていて、そこにウメバチソウが乗っかっているような感じ。多分谷筋であるため、しみ込む水がなくとも常にある程度の湿度が苔を生えさせているのだと思う。腐葉土の層がほとんどないため、他の雑草が生えない環境にある。だから、風に揺られている白いウメバチソウはひときわ目だつ。

たぶん、他の谷でも標高1000〜1500の間であれば、8月下旬ごろから9月にかけて普通に見られるのかもしれない。人があまり入っていなければの話。

涼しげで、清楚な花は、見ていて飽きることがない。高山に行かなくても近くで見られる佳い花だと思う。




















投稿者: hangontan 投稿日時: 2020-8-20 15:54:28 (206 ヒット)

先日見かけたウメバチソウの植生を確かめに行った。そしたら、あった、あった、あっちにもこっちにも。先日一株しか見つけられなかったのはちょうど咲き始めだったからなのだろう。滝場のしぶきが降りかかるそちこちに咲いていた。今年はいろんな発見があった年。初めて見る山野草をに幾度も心を躍らせた。

30年前ならこんな風にして山と接していなかった。ひたすら突っ込んでいただけ、目に写るわけないわな。
























投稿者: hangontan 投稿日時: 2020-8-20 14:57:16 (226 ヒット)





















雷岩へと向かう道は大きく変わった。その昔、小窓尾根、池ノ谷を目指した頃はほとんど白萩川沿いのかすかな踏み後を辿り、状況によって高巻、渡渉、へつり、などほぼ水線通しで雷岩付近まで行った。それがけっこう楽しかったりもした。小窓尾根の核心部はこの過程にあると言わしめたほどの道順であった。それが今やほとんどの者が最初から高巻道を使って雷岩に向かうようになった。今回、その高巻道の様子を確かめに行くことにした。

道中はほとんど陽が当たらず、朝露がパンツを濡らす。盛夏ならかえって気持ちの良い濡れ具合。道はうまく付けられていて、なんなくゴルジュ正面近くで一旦河原に降りるがすぐにまた左へと道は進み、一尾根超えて雷岩の河原に降り立つ。渡渉して小窓乗越へのルートを探してみたかったが、水の勢いが激しく、ジャンプして滑るのもいやなので、止めることにした。

河原沿いにちょっと歩くと、きれいな蝶が葉っぱの裏で羽を広げて休んでいた。大きな羽にはステンドグラスのような縁取りがあり、逆光に透き通って輝いていた。そういえば道中この蝶が好むフジバカマに似た花がたくさんあった。そして、足元を見ると、どこかで見たことのあるウメのような小さな白い花が目に留まった。葉っぱの形状から多分ウメバチソウ。となれば他にも咲いているかと、周辺を探したか、咲いていてのはその一株だけだった。近いうちに、また確かめに来なければいけないだろう。

取水口起点 1170まで2時間 帰り1時間30分


投稿者: hangontan 投稿日時: 2020-8-11 16:45:09 (205 ヒット)

家を出てから馬場島へと向かう道中は誠によい朝焼けの雲が出ていたのだが、近づくにつれて雲が剱の周りに固まりだしてきた。山頂に着いたときは剱周辺は厚い雲の中。粘って1時間以上山頂にいたが、すっきりとした眺望は見られなかった。

登山口起点 登り1時間20分 この日平地では38.9度を記録






















投稿者: hangontan 投稿日時: 2020-8-6 14:40:21 (245 ヒット)

泊りで山に入ろうと準備を進めていたが、あまりの物資の多さに辟易して、面倒くさくなり、結局日帰りで大日に行くことにした。

登山道ではそれなりの数の人とすれ違う。驚いたのが単独女子の縦走者が数人いたことだ。雷鳥沢から、剱沢から降りてきた人、これから雷鳥沢、そして五色へと向かう人、でかいザックを背負っての単独行。まぁ、よくやるな、てな感じでおじさんは見ていた。

調子としては、きつ過ぎず、緩すぎず、リズムよく歩くことを心掛けた。それがよかったせいか、中大日までは息も上がることなく順調に歩けた。久しぶりに目に飛び込んでくる剱。これが見たさでここに来る。ただ、薄雲が張り付いていいて、青空をバックに黒々とした雄姿とはいかなかった。

大日小屋は完全休業。水も引いてない。チングルマは数が減ったような気がした。しかし、稜線上のちょっとした草原に見たことのない小さな薄紫の花が群生していた。帰ってから調べてみると、どうもサワランらしい。トキソウと同じ湿地帯に生えているのかと思ったら、そうではなかったようだ。

下り出してから、急にガスがわいてきた。私の後から稜線に立った人たちは剱は見られなかったことだろう。運がよかった。

登山口起点 登り4時間 撮影1時間 下り3時間






























投稿者: hangontan 投稿日時: 2020-6-26 16:48:13 (233 ヒット)

称名の滝を撮りに八郎坂に上がる。前々日の大雨で登山道が荒れていないか心配だったが、あまり影響がなかったようだ。

滝見台のベンチを過ぎてさらに先に進む。どこからも滝は見えるのだが、今回は少し上がりすぎたようだ。画角と構図に悩み、明暗差への対処に手間取り、いまいち意図した写真にならない。

弘法の草原に出ると程よい風が初夏を感じさせる。トキソウには若干時期が早かったようだが、タテヤマリンドウが盛りであった。

ウド、ウドブキの畑が随所にあり、ネマガリも太いのが出ていた。

























投稿者: hangontan 投稿日時: 2020-6-26 16:39:42 (218 ヒット)

Tに誘われて再びクズバ山に行くことになった。

7時30分、東小糸谷出発で11時山頂着。この間数人の下山者とすれ違う。1650のピークに立つと、すでに太陽は真正面の位置。ベタな写真にしかならない。くっきりとした山肌、射光を求めるなら、5時過ぎには出なければならないだろう。

我々が着いたころは山頂に数人くつろいでいたが、次から次と上がてってくる。登山道が付けられてから、剱展望の人気のハイキングコースとなってしまった。

下山し始めた頃はまだ剱に小さな雲がいくつかまとわりついていただけだったが、そのうちガスに覆われてしまい、まったく見えなくなってしまった。それでも、登ってくる人が絶えない。せっかく苦労して登っても視界が効かないのでは残念無念だろう。

今回の収穫としては、ツマトリソウとツバメオモトが確認できたこと。前回来た時から4週間たつ。山はすでに夏模様。イワウチワ、ショウジョウバカマはあとかたもない。もう少し時期をずらせばまた別の花が見られるのだろうか。と思いめぐらす。
















投稿者: hangontan 投稿日時: 2020-6-19 8:55:24 (239 ヒット)

























牛首を過ぎて平に向かう。春にはいつも利用する左手の谷にはすでに雪はない。平らに出ると見渡す限り緑一色。大日岳の斜面も雪がまばらに付いているだけ。爽やかな風が草原を吹き抜ける。コシアブラは採り頃を過ぎている。トキソウでも咲いてないかと足元を気にしながら行くとチングルマがちらほらと咲き始めている。小屋を過ぎて最初の木道の休憩所で一本取る。

雪が出てくるのは二股あたりから。雪の上を行くが、ルートはほぼ夏道通り。傾斜がきつくなってきたところでアイゼン装着。雪解けは早く、ところどころ雪渓が割れていて、ジグを切りながら進む。夏道では右に大きくカーブを切る少し手前で行動を打ち切った。

あと1時間もすれば稜線に出られるだろうが、ここから先、雪の付き方が予測できなかったのと、帰りトレースが消えてしまうこと、そして午後から雨の予報がでていたので、無理をしないことにした。単独で、不確定要素が多い場面に踏み込む勇気はまだない。

登山口起点:小屋を過ぎて最初の木道休憩地まで2時間 2185まで1時間40分


投稿者: hangontan 投稿日時: 2020-6-10 18:51:57 (236 ヒット)











事故に遭う前のいつの頃だったか、ブナクラのコルに向かう途中で、最初に通過する小ブナクラ谷出合い付近に咲くシラネアオイが目にとまった。あれ、こんなところにあったんだ、と思ったことを覚えている。あれから、それが気になっていたが、事故を起こしてからまる2年間ブナクラ谷へは触手がいかなかった。今回はそれを確かめに行った。

大猫山登山口付近で堰堤工事が行われているが、作業道はその先まで続いている。小ブナクラ谷を過ぎて、大ブナクラ谷のすぐ手前まで作業車が入る。工事関係者の方に伺ったら、この先崩壊地があって、さらに1.5キロ先まで、作業道が延びる予定、とのこと。まぁ、いつになるかはわからないが。そして、問題の小ブナクラ谷だが、そこには川底のところどころにマーキングがしてあった。これも、工事の方に聞いたところ、堰堤工事のための測量だが、いつになるかは聞いていない、とのことだった。

さて、目的のシラネアオイは以前と同じように咲いていた。ちょっと時期が遅かったのか、花はまばらだった。だが、そこかしこに咲いていてとてもうれしかった。時期が遅かったのが幸いしたようで、ウドブキ、、ウドも畑のようになっていた。

今回は久しぶりに登山道を離れ、谷筋を歩いてみたが、自分の山の原点に立ち帰ったような気分。1人だと深入りはできないが、ちょっとずつ駒を進めていこう。


投稿者: hangontan 投稿日時: 2020-5-31 18:34:57 (252 ヒット)














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